テーマ:毎日、一歩一歩。(2526)
カテゴリ:ゆみの一歩一歩<自分に向き合う>
今年は4日になって初めて外出しました。 例年は、元旦から混雑のデパートに福袋買いに行ったりしてたのですが、 今年は大晦日の夜までその雑踏の中に居たので、もう人混みはうんざり・・・ 実は、体中が筋肉痛のような謎のカチカチ状態でした。 というわけでお家正月。(クリスマスツリー片付けつつ) 4日にPinoのお散歩がてら、今年初めて行った場所はお花屋さん。 商店街にあるお花屋さんは、ゆみが子供の頃からお世話になっています。 ピアノやバレエの発表会にはここでお花をアレンジしてもらいました。 が、ここ数年はお祝いのお花よりお悔やみのお花が多いかも。 父が亡くなった時も、家族葬だったのでここでアレンジしてもらったお花で飾りました。 そんな中、今年の最初のお買いものは、親友のお母さんを送る花でした。 白いユリが好きだと聞いていたので、ユリを中心に白いトルコ桔梗や、少しは色もと 薄紫の蘭や黄色いお花も入れてもらい、籠仕立てにしてお届けしてもらいました。 また、振り返って書くことがあるかな?自分たちがやんちゃな高校生だった頃や 若くしてした結婚式の時のママの記憶の方が鮮やかです。 そう、友達のお母様、というより、やっぱり「ママ」なんだな。 うちは途中で「ママ」が「ばあば」になったけど、彼女は最後までママと呼んでいたから。 暮れに、とうとうの悲報をもらってから、ずっと『悔いなく送って』と言い続けてきたのは いずれ同じ経験をすることになるだろう自分への言葉だったかもしれないです。 お互い大事にしようね。親孝行しないとね。 と言い続けてきても、万年反抗期が収まらないような私たちでした。 でも彼女は覚悟を持って自宅でママを看取って、偉かったなと思います。 大変な中にも穏やかな最後だったようです。 「本当にうちのママは幸せ者だよ。」と親友が言っていたから。 夜中にラインで親友とやり取りしてました。頼まれたこともありました。 またいつかその内容を書く日があるかもしれないです。 まずは心からご冥福をお祈り申し上げます。 5日は用事があってデパートにお出かけしなくちゃならなくて、せめてもの親孝行? お土産に甘いもの。父の写真にお供えしてからいただきました。 用事だけ済ませ、外食してこなかったのでお昼替わりです。 池袋西武のこふくあんのおはぎや塩豆大福いちご大福など…。 せめてもの親孝行、ってなんなのでしょうかね。 1月からいっぱい予定を詰め込んで、4月まではもうぎっちぎちな感じだと言ったら 「一緒にお出かけするとき、無いわね。」と母。 そうだよ、無いよ~と思いつつ、「え、どこに行きたい?行けるよ、いつだって。」 と答えると、「別にどこも行かなくていい。」という母。 もっとゆみが暇そうに退屈そうにしてる娘だったら、きっとどこだってお出かけしたい のかもしれません、母は。 さんざん親友に、「今できることをしとかないと後悔するよ。 何を置いても、今はママ優先にしなさいよ。」みたいなことを言い続けてきたのは 実は、自分に言ってるんですよ、きっと。 親友のママが明日ご葬儀という前の日、彼女は「ゆみちゃん、これからお菓子を作るよ」 というのです。会葬御礼と共に親戚に配るのだとか。 「え~?これから?大丈夫? 静かにママと過ごしなよ。ママ一人になっちゃうじゃん。 明日じゃなくて、あとからお渡しすればいいじゃん。 改めてお菓子作ります、って言えばいいだけだよ。 ママのそばに座って、語り合いなよ。」(ラインコピペ) このアドバイスは絶対あってる、後悔はしてほしくない、と思って送ったけど、 ホントは自分を見てるようで、だからよけい強く言いました。 いつの日か自分もその日に、絶対やらかしそうな気がしたから。 親戚の人にお菓子なんて、あとからだって大丈夫なのに、でも彼女とゆみはこういう性分。 別に自分が思う程、相手は期待もしてないんだけど、言ったからにはやる、って思う。 でももう私たちは、前みたいに若くなくて、なんでもこなせるわけじゃないから。 人がどう思おうと、なんにも準備ができていなくたって、今はただママのそばで眠ればいい。 はたからはよくわかるけど、自分の時は、きっとわからないんだと思う。 翌々日夜、返事がきました。 「ゆみちゃーん、さっき起きた。 お菓子つくるの、ゆみちゃんがあそこでストップかけてくれなかったら、徹夜でつくっていて その後具合悪くなっていたと思う。(笑) 何が大切か見誤らないということや、頑張りすぎないということは、 突っ走っているときにはわからないことがある。 助かったよ。ありがとう。」 あ~よかった。通じていた。私たちは、いい年こいて、まだまだ未熟だ。 これからも助け合って、注意し合っていこうね。 きっとゆみの時は、ゆみがおろおろして、 彼女が冷静で、的確なアドバイスをくれるんだろう。 何が親孝行なのか。どうすれば自分が後悔しないか、を考えた年末年始。 考えて、答えは知っていても、今年も思うような親孝行は、一番難しい課題です。 少し、スケジュールに余裕を持って、のんびり母と出かけよう、と去年確かに 誓ったはずなのに、また当分そんな日が来そうもないスケジュールを組んでしまいました。 「のんびり・・・間を開けて・・・」を今年のモットーとしないとダメですね。
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最終更新日
2016年01月08日 02時16分42秒
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