テーマ:毎日、一歩一歩。(2526)
カテゴリ:アーティストの一歩一歩
5月11日、若冲展に並んだ日記は書きましたが、若冲展の日の日記をもう一個。 2016年05月11日 速報。若冲展に行ってきました。3時間20分待ち。人で溢れた会場。 それでも見られて感動でした。絵が描きたくなったよ。 ここに混雑ぶりを書いて、反響を呼びました。 facebookでは、画家さんにシェアいただき、70名以上の方にいいねいただきました。 5月12日 2:59 若冲展日記。興奮冷めやらないので夜中に本日の若冲展レポをアップしました。 3時間20分待ちと最初言われた時は聞き違い?と思ったし、実はもっと早く入れるでしょ と思ったけど、ほんとに3時間。 更に中のメインの部屋はもうパニック状態で、それでも、押されてもつぶされても、 どうにか前列で見た絵は素晴らしく生き生きとした筆運びも鮮やかな色彩も細かな描写も ちょっとかわいい丸みを帯びたフォルムの動物たちもなによりお花たちも、全部感動。 人は一生であんなに絵を残せるのかと思うと、もっともっと描かねば、 という思いがあふれました。 これから行くか迷ってる方、相当の覚悟をして、飲み物食べ物はしっかり持って、 ぜひぜひ行ってください。絶対感動でした。時間たっぷりとってくださいね。 写真は外にあったパネル。電動で動いてます。ホンモノが会場にありました。 これは外に出てきてから、息ができるとこで、見られました。 そう、会場の中はだんだん、酸素薄い感じだったし、お土産買うのはもううんざりくらい 並んでました。通りすがりにレジの列を見てびっくり。 いったいあの人たちは何時に抜けられたんだろう。 と思ったら、入れると言われたのにまだ入れてない人が外に溢れてました。 ゆみたちは、他に展覧会も行く予定があって待ち合わせがあったので、5時前に とにかく出口に向かって進んで、なんとか抜けられました。 待ってていただいたのは、新洋画展に出品中の(元ギャラリーフリーウィングスの) 山手さんです。そして同じ会場で、絵を買っていただいた武田さんとも待ち合わせ。 新洋画展が5時半までだと思ってたけど、入場は5時まで、と連絡いただき、 焦って若冲展の中を進むも、やっと出てきたらだいぶ過ぎてました。 武田さんは3時前に着いていらしたようで、本当にお待たせしました。 山手さんのギャラリーフリーウィングスで昨年個展に武田さんに来ていただき、 年末の最後のチャリティー展で、原画を買っていただきました。 その時に武田さんが、ギャラリーでお友達になったという大画家さんの小野さんが この度、文部科学大臣賞をおとりになられました。 会場中、偉大な画家さんばっかり。皆さん、年配の方で暖かいです。 「お待ちかねですよ。入場時間過ぎちゃったけどどうぞ。中に山手さん居ますよ。」 と、優しく入れてくださいました。渋谷での支部展とここ、何回か通ってるので 覚えててくださったのでしょうか。 ギャラリーフリーウィングスでご一緒した方もいらっしゃるようです。 「大変お待たせしました。もう、たいへんだったよ~。」とひとしきり若冲展の 報告をさせてもらってから記念撮影。 山手さんの染色の色合い、いつも素敵です。 久しぶりで山手さんにお会いできました。なんだか会うとホッとするし、 嬉しくなります。いつかそんな人になりたいものですね。 武田さんも本当にお待たせしちゃいました。 小野さんとゆっくりお話しできたかな?本当に素晴らしい絵でした。 これは本当に絵なんだろうか。でも写真よりずっと素敵。絵の力ってすごい! ここにはすごい画家さんがいっぱいいるので、ゆっくり拝見したかったですが、 また次回見せていただきます。 ここは5時半までだったので再びロビーへ。 若冲展の図録を買う列に並びます。 あれだけ並んだ後だもの。待ち時間30分、と書いてあってもなんにも驚きません。 むしろ、空いてる~なんて思っちゃいました。 武田さんの時は、もう、現物がなくって、送ってくれるのを予約したそうです。 この日は現物がありました。どっしりと重いの、嬉しいです。 ホンモノを見た後図録を見るのが楽しいんですよね。 (と、いつも図録を買うが、なかなかゆっく見る暇がない。) 図録、無事買えました。豪華です。表紙と裏表紙コラージュ。 若冲展。この後ずっと、混雑ぶりが話題になり続けました。 最後は320分待ちだったとのこと。 並んだのを経験した者としては、この並び時間の長さよりも、会場の中が どれだけ混雑で窮屈で大変だったかを、伝えたいと思います。 もしかしたら、その、中の混雑を抑えるために入場制限をしたために、 3時間が5時間になったのだとしたら、それはそれでよかったのじゃないかと思います。 並んだ方はみんなお金を払ってるのだし、本当に偉大な美術品を鑑賞するのだから、 せめて中は、自分の足でまっすぐ立って、歩けるような、人に押され、押し返さないと 転んじゃうような危険な状態じゃなくて、じっくり鑑賞できる状態であってほしい と思いました。 今度上野で美術館に並ぶときは、自分でたっぷりのドリンクと多すぎるくらいの食べものと 出来れば甘いものとかチョコレート、塩飴など持って、(途中買いに行けないから) 出来れば薄曇りの日に並んだ方が良いです。 もともと皆さん、ペタンコ靴やスニーカーなどはいてらっしゃいましたが、 ゆみみたいに間違ってもかかとの高い靴なんか履かないように(笑) それでも、若冲展、感動だったです。 行ってよかった~と思ってます。 行った後でテレビの特集もいろいろ見ました。 本も買っちゃいました。 ちなみにこのPENBOOKSのシリーズは、テディベアテラスで仕入れられるので 他にもいろいろ置いてます。 美術シリーズとパリの雑貨屋さんやお菓子のシリーズがあります。 今度お店に遊びに来てください。店頭でサンプル見られます。 24日に若冲展終ったので、もう、図録の中、お見せしてもいいのかな? 行かれなかった方に、ちょこっと、ゆみが好きなページをコラージュ。 行きそびれた方、若冲の本、今いろいろ出てますので書店とかで見てください。 若冲はにわとりが有名ですが、お花がすご~くよかったです。 薔薇とか牡丹とか、色鮮やかで細かくて、素敵です。 有名なのはこちらですね。本当はもっと大きく載せて感想とか言えたらいいけど。 図録載せていいのかわからないので少しにしておきます。 羽を真っ白に光らせるために若冲が下地にしていた工夫とか… 皆さん、テレビで見ましたよね。すごいですね~。 繊細なんだけど勢いがあって、この人は絵を描くのが楽しいんだろうな~と 絵から感じました。好きじゃなきゃこんなに描けないですよね。 タコの親子の絵はね、母タコの足に子ダコがくっついててすごく微笑ましいのですが、 テレビでは、生物学的に、こういうのはあり得ないと、さかなクンが言ってました。 きっとこれは若冲の優しさあふれる想像画なんですね。タコかわいいのです。 図鑑ではないんだから、ありえないこと描いてもいいんですよね。それが絵ですよね。 クジラや象さんも、見て描いたのではないのでしょうけど、素晴らしい夢の世界が 素晴らしく描きあげられていました。 これ実際に見たんですよ。短い時間だったけど。すごい大きくて迫力あって、 だけどなんだか、優しさを感じました。 そして、こちらも見たんです。タイルのような画法。一マスずつの間に白が入ってる。 なんでこんなに根気があったんだろう…気の遠くなる作業。 でももしかしたら楽しんで描いてたのかなと思うくらい、楽しい絵でした。 長い時間じっくり見るために、もう1回行こうか?と思ったりしましたが どんどん待ち時間長くなって、諦めました。 なので、図録に見入ります。 会場で、音声ガイドを借りたので、いろんな疑問は解けました。 中谷美紀さんの落ち着いた声で、いっぱいいろいろ教えてくれました。 作品の見所や技法、制作背景を分かりやすくご案内。 若冲自身や、大典和尚など近しい人々が残した言葉、エピソードも たっぷり織り交ぜ、若冲の素顔に迫ります。 ってことで、勉強になりました。 混んでて進まないから、同じところで同じ解説何度も聞いちゃった。 若冲展。素晴らしかったです。 ブログとかで感想を書いてる人、みんな感動したって言ってますね。 絵の素晴らしさを改めて感じました。 そして、人が一生のうちで、あんなにも絵を残せるのだと、すごく刺激を 受けました。若冲は40歳から画家になりました。勇気をもらいます。 感動を胸に、自分のお絵かきの活力になっていくだろうと思います。 見せていただいて、ありがとうございます。と若冲さんにお礼が言いたいです♪
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最終更新日
2016年05月31日 00時17分40秒
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