テーマ:毎日、一歩一歩。(2526)
カテゴリ:アーティストの一歩一歩
「今宵、カササギの橋は架かりますか?」2016.7 思いがけない夏が、世界中にやってきています。 こんな世の中になることは、予想もしたことがありませんでした。 でもきっといつか、カササギの橋は、世界中に架かります。 会いたい人との間にも、きっと架かります。 ゆみがアーティストとして絵を描くときのテーマの中で、最も表したいことは 「繋がっているよ」ということです。 今逢えなくても、虹の橋の向こうでも、きっといつか…。 皆さんが「可愛いね」「明るい絵だね」「癒されるよ」と言ってくださいますが ホントは本人は可愛いものを描きたい、可愛いもので癒されてもらいたい、と 思って描いているわけではなくて・・・ 絵の中に込めた思いを共感してくれた方が、これを見たから、がんばれる、 これがあれば生きられる、と心の底からの元気と生きる気力が湧いたらいいな。 と思っています。悲しいことがあってもいつかもう一回笑えますように。 今まで何人かの方が、絵の中のクマさんに、自分や誰かを投影して、 心底感じてくれました。ご自分のお話をしてくださったり…。 絵を展覧会や個展で発表して、その場で気にってくれる方や泣き出す方に 出会ったこともありますが、なかなかそういうめぐり逢いも難しいのだと思います。 ところが、インスタグラムに絵を発表するようになって、題名と、 その絵に関するちょっとした言葉も添えられるようになり、不特定多数の方に 見てもらえるようになって、嬉しいお声がけがあって、絵がお嫁入りしました。 自分にとって、その時、必要だったから描いた絵です。 でもお話を聞いたら、この絵は次の使命に旅立っていくのじゃないかと思えて 新たなる場所で、迎えてもらえました。 これはとても嬉しいことで・・・ 絵を描く上での励みになりました。 自分から生まれたものが、(自分の中の役目は昇華して)他の誰かの 役に立てることになりました。 改めて機会を持って、日記でもご紹介したいと思っています。 もともと絵に表すのは、全部自分の思いです。 自分が思って、自分が表したくて、自分が伝えたい…。 そんな中で生まれた「七夕」の絵があります。 毎年、七夕のこの日に思い出す絵。普段はひとつずつ独立した絵です。 この絵は(いつか買いたいと言ってくださったお二人がいて)まだ自分で 持っていますので、今年も壁に二つ並べて、飾ってみました。 織姫と彦星は恋に落ちて自分の仕事をおろそかにしたために、 逢うことが出来なくなるという罰を受けます。 でも、ちゃんとがんばって自分の使命をこなしていたら、認めてもらえて、 一年に一度、七夕の夜に、天の川で、逢うことができるのです。 「今夜、カササギの橋は架かりますか?」は・・・ 天の川に逢瀬の橋をかけてくれるのは、カササギという鳥、だという伝説に 由来しています。 カチガラス、コウライガラスなどの別名でも知られ、佐賀県の県鳥となっている。 本場中国では「喜鵲」と表記され、織姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)の愛の掛け橋 となる縁起の良い鳥として親しまれている いろんな解釈がありますが、「一年また頑張ったと、神様が認めないと、 カササギの橋は架からない。だから日々一生けんめい二人は使命を果たしてる」 とゆみは思って、この絵に「カササギ」を描きました。 きっと逢えるんですよ。心が繋がっているから。 世の中には、逢いたい人に逢えない、という歌があふれていて、 だからきっとみんな、思い通りに行かない中でがんばっているんだと思います。 ただでさえ、逢えないのに、このコロナというものの中で、更に、 人と人の距離は、離されてしまうことが起きています。 そんな今だからこそ、もう一度この絵に込めた思いを思い出したくて この絵を引っ張り出してきました。 こんな状況下、心の奥に秘めていた思いが、新しい言葉として注目されています。 「大切だから、逢わない」「守りたいから距離を置く」 きっといつかは逢えるから…。 この考え方できっと乗り切れますね。 彦星と織姫のように年に一回とは決まっていなくても、 今の自分を大切にすることが、逢えない人をも大切にすること。 そんな思いで、ここに載せておきます。二枚の絵が一緒になれる日に。 この絵、毎年七夕に日記を書いてるかと思ったらそうでもなくて、 この絵が生まれた2016年に書いていただけでした。 銀座奥野ビルのギャラリーのサロン展、に描いたものだったんでした。 「酷」or「喜」、で、すぐに七夕の物語が浮かんだのでした。 2016年07月07日 七夕の夜です。天の川晴れてますね。銀座の展示見てきました。 ~「酷」or「喜」?今宵、カササギの橋は架かりますか?~ 何かしらの思いを、キャンバスと絵の具に乗せて、描くことができる、 このお仕事を、これからも続けていこうと思います。 絵を描きながら、もし、趣味じゃなくてプロにならないと意味がない、 と思ってる人がいたら、どっちでも関係ない、とゆみは思います。 自分の思う世界観が、人の目に触れる形になるのなら素敵なことです。 人の評価より、自分が満足するかどうかが大事です。 そういう意味では、この絵は好き。へたくそでもいいのです。 何かが伝えたくて、いつか伝われば。 今年の七夕の夜、いかがお過ごしでしたか? 日記、読んでくださってありがとうございます。 ランキングにクリックいただくと一票入ります。 励みになりますので、覗いて見てくださると嬉しいです(*^。^*) こちらはインテリア・雑貨部門です。 ★日本ブログ村のランキングは にほんブログ村 こちらはカントリー雑貨部門です。 インデックスになってます。 ここからいろいろ繋がっています。行ってみてください。 画像クリックで飛んで行けます。 http://www7b.biglobe.ne.jp/~teddybearterraceyumi/ ホームページの表紙用にテディベアテラスを描きました。 カーソルを合わせると動きます。クリックでページに飛びます。 facebookやtwitter、工事中ですがネットショップ、裕実プロフィール、 インスタグラムが3種類(お菓子、テディベアテラス、裕実作品)あります。 ここからまとめて見られるように充実させていきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年08月11日 00時38分55秒
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