朝焼けの誓いの話。2010年の最後にゆみから。
あの日、朝焼けを見られてよかった・・・。 そして、写真を撮って、日記にも載せてよかった。 あの日の日記を見たら、「頑張れる!」って思う。 これからの行く手を、応援してくれた朝焼けだから・・・ 朝焼けから二ヶ月・・・という日の日記を、2010年の最後に書いていきます。 この日の日付けを空けていたから。 朝焼け関連日記は最後かなあ・・・? ちなみに、12月12日の日付けもまだ空いていますが、 この日はテディベアテラス中だったから、朝焼けの日記は書かないでおこうと思います。 今年9月12日未明に、ゆみにもたらされた事実は、 そこからずっと、ゆみの人生を変えたままです。 事実じゃなかったらよかったと思ったけれど、それでもあの日、朝焼けの中で 覚悟を決めたことは、しっかりとゆみの中に根付き、ちゃんと受け止められています。 書けるようなことじゃないのだけれど、書くしかほかに方法がなくて・・・ ここまでにいくつもの日記を書きました。 この中のどれでもいいから、いつか目にとまりますように。 ちゃんと書けてるかどうかはわからないけど、前を向いて進むために書いた言葉たち。 自分がまず事実を把握して、認識して、そして 悲嘆にくれて、泣いて過ごしてるのではないことを伝えようと思った。 もっともっと、気持ちは強く、もっともっと、絆は強いのだから。 うまく書ききってはいけない制約の中で、それでも吐き出された言葉の中に その人は、ゆみの真実をいつか感じ取るだろうか・・・ いやまずは命があればそれでいい。ゆみとのことなんてどうなったっていい。 と、最初も思って、今も思っています。 目覚めてください。目を開けてください。 これからを生きてください。使命を果たすために。 自身のために。ご家族のために。 そんな願いで書いた日記が、 2010年09月12日 朝焼けに誓う・・・朝焼けに祈る。 最初からちゃんとゆみは言ってるね。 「こちら側で抱えるべき問題」だと。 今まさに、それを全うしています。 「これからこのことをずっと背負う人になった」と親友Ricaに言ったとおり、 ゆみは今もこれからもずっと、このことと向き合って生きていくゆみです。 「変になるかもしれないから・・・」と、 未知の世界に対しての不安をゆみが漏らしたので、彼女は心配して、 用もないのに、「元気?」「どうよ。」とメールをくれていた。 そんな時期も過ぎて、今はまた放っておかれてます。 事情を聴いて、「一人にして置けない」と駆けつけてくれた生徒会室さんも 彼女の都合で遠くに越していってしまって、今はもう会えません。 でもゆみは強く・・・ 楽しそうに生きています。 目が覚めて、気になったのはゆみのことだろうと思う。 今もきっと、何らかの形で、気がかりであるゆみなんだろうと思う。 だからゆみは、ちゃんと生きてますと見せたい。 人は寂しくても苦しくても生きられる・・・って証明するよ。 あの日、朝を迎えた時に見た空の、あの朝焼けが、ゆみに力をくれています。 朝焼けがゆみへのエールなんだと、あの日、受け止めたのだから。 節目に日記を書くことで、自分を奮い立たせてきた。 メッセージを伝えたい相手の存在は、まだちゃんと地上にあると信じて。 2010年09月19日 朝焼けのその後。その1 28日はおめでとうの日。 2010年09月20日 朝焼けのその後。その2、人の優しさに守られているよ。 日記の中でゆみは言っていました。 "「目をあけて復活」の知らせは、2,3ヶ月先なのか、2,3年先なのかもわからない。" 2,3ヶ月、というのは一つ目の覚悟で、その3ヶ月はもうたちました。 ここで自らの知らせがないということは、きっと知らせるのを止めているんだな、 とゆみは新たな覚悟を持ちました。 2,3年先、なんて、そんなにこのまま待てるのかしら?と思う。 でも一方で、そのくらい待ってみせる、とも思う。 一生背負うと誓ったのだから、ゆみは強いはずなのだからと。 日記に自分で書きました。 ただただ願うのは、いい知らせがもたらされることで・・・ 泣くのは、そのときだな。 それまでは、泣く意味がない。と。 そのとおりだから・・・まだ泣いてなんかいません。 ゆみの泣き声は誰に聞かせても意味がない。 いつか・・・本人に、呆れるほど聞かせてあげよう、と思ったりしてる。 (そんな涙はお互い初めてじゃないけどね。 更にパワーアップしちゃうから覚悟しておけ。) ちょっとみんな不思議なことを言います・・・ 「絶対生きて、生きてるからこそ、その魂がゆみちゃんと今一緒にいる」 気持ちが一緒にいると思って暮らしていたのはこれまでと同じで・・・ その慣れた生活のまま、ゆみはゆみの生活をしています。 声が聴けないのも、文字が届かないのも初めてのことではないからね。 これまでも、自分の弱さと葛藤して、一人でがんばってみたり、 繋がる勇気を奮い立たせたりの繰り返しでした。 そして、決して途切れないことにお互い辟易して、"あきらめあったね"・・・ だから、今回も「あきらめてください」と日記にメッセージしました。 朝焼け日記は、日記のTOPから埋もれるように、ずいぶん前の日付けに書いていく手法で、 更にまた書いてしまいました。 2010年09月28日 朝焼けの夜明けからちょうど今日(12日)で1ヶ月! 今9月28日の日記を書くことにします。 2010年09月29日 続きです。朝焼けの夜明けからちょうど今日(12日)で1ヶ月! 9月28日の日記からはみ出した分。 ただただ、目の前の使命をそれぞれががんばってこなしていけるように・・・ 応援し合って生きたかった。 それが続けば、それだけでよかった。 この気持ちが真実です。 だけどこの言い分さえ、通らないと言われるのかもしれない。 それでもゆみはその人を応援していくことは、絶対に止めない。 この日記にいっぱい曲を貼り付けたけれど・・・ 聴いて欲しい曲はたくさんあって・・・今もゆみは「いっぱい曲を聞こうよ」 と相手に言いたい。 心のひだが深くなっている二人の心に響く歌はまだまだあるから。 そう。TOPに出てしまう昨日の日記にも書きましたが、 今、一つだけ言葉を伝えていいよと言われたら、「歌を聴こう!」と言います。 いつも「こんな曲があるよ」と紹介してくれたり、歌ってくれたりしたから、 オリジナルCDも届けてくれたから、 だからこそ、二人には共通の歌があって、それはこれからも変わりないと思う。 きっとこれから発表されていく歌の中にも、心に響く歌は必ずあって、 時には勝手に涙が出てしまうかもしれない・・・ そんな時間を過ごす時に・・・心を共有してることを再認識するでしょう・・・ 事故が起きて・・・たとえ壊れたものがあるとしても、 それはお互いの心ではないから。 絆にはひびも入らないから・・・! 2010年10月12日 あの日、朝焼けに誓ったのだから・・・その1 2010年10月12日 あの日、朝焼けに誓ったのだから・・・その2 2010年10月12日 あの日、朝やけに誓ったのだから・・・その3 あの知らせから、2ヶ月の日付けに、三つも日記を書いてあります。 最初から、その3だけ書けば、それでよかったのかな?と思ったりしますが・・・ とにかく書き記した日記は、消さないでおきます。 いつか読むかな? ゆみの言葉を。 こんなに書いてあって、びっくりするかな? ゆみらしいと思うかな? 来年は書かないと思う。 現れても書かないと思う。 これで充分書いたと思う。 メッセージの場所は他にもあるけど、届かなくてもそれでいい。 新しい年をどこで迎えますか? お家に帰ることは出来ましたか? ずっと祈っています。 どうか、自分らしく生きてください。 どんな状況でも、人は生きることに価値があります。 生きていれば、必ず夢は叶います。 よいお年をお迎えください。 裕実 コメントは受け付けない日記とさせていただきます。すみません。