カテゴリ:アート
当初プリモリスを作るに当たってウロコをどのように付けようか悩んでいたのですが「歯」をモデリングペーストで作れた事で解決しました。 木で凹型のウロコのハンコを作ってフォルモかモデリングペーストが乾かない内にプレスして行こうかとも考えたのですが、モデリングペーストで歯を作った要領で少し大きくすればウロコが出来ると思い当たりました。 プリモリスの全身にウロコを1個づつモデリングペーストを筆に着けて置いて行きます、と言うより描いて行く感じの作業です。 私は性格的に規則正しく整列したモノを描いたり作ったりするのは大の苦手でウロコのようにキレイに揃ったのをどうするかがプリモリスを制作する前から懸案のひとつでした。 この前のプロセスでジェルメジュー厶でウロコを適当に作ってしまったのが邪魔になり後悔します;汗、フラットな状態でモデリングペーストのウロコを付けて行った方がキレイに出来そうです。 仕方ないので下のジェルメジュー厶のウロコを無視しながら1個づつなるべく規則正しくウロコを付けて行きましたが、途中で不規則になってくるのは誤魔化すしかありません;汗、そこは標本と言う“死骸”を作っているので「少し不揃いになるくらいのがリアリティーが出る」という事にしました(笑)。 全体にウロコを付け終わったらいったんオリーブ色で下塗りしておきます。 地塗りやこの下塗りはアクリル絵の具を濃い目に溶きウロコの隙間などに絵の具を潜り込ませモデリングペーストの白が見えないように塗っておきます。 オリーブの下塗り後スパイクやウロコの先、歯などに象牙質を連想させるような明るいオークル色でアクセントを付けます。歯も最終的にこの色で白などで塗ってしまうと歯だけ浮いてしまいます。 ただこのスパイクなどに塗ったアクセントも後々色を重ねて行く内に判らなくなってしまうのですが。 背中の倒れたスパイクや身体のウロコ、翼の骨などにアクセントを付けて行き徐々にそれらしくなって行きます。 この時点で上あごと下アゴの口の中も塗装しておきますが、取り付けはまだです。口はこの時点で少し開けるか閉じるか決めてません、アイディアスケッチでは口の中に舌も描いたし、ポリマークレイでも作ったのですが付けないと思います。同じく目も作ったのですが何かの拍子に転がって無くしてしまいました;汗。 リキテックス モデリングペースト50ml お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年12月16日 11時36分32秒
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