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ハンマー&アート / Hammer&Art

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2010年12月22日
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カテゴリ:アート
いよいよ額のコーナーの飾り金具の制作に入ります。
最初0.3ミリ厚の真鍮の板を金切りバサミで切ってみたのですがカーブの小回りが効かず、また額に置いてみた時の厚みが足らず後から0.5ミリ厚の真鍮板で作り直しています。
革製の作業用厚手の手袋をして切ったのですが薄い金属の板を金切りバサミで切ると鋭利な切り口が出来怖いものがあります。
0.5ミリ厚の真鍮板は糸鋸で正確に切って行きました。糸鋸が折れないように注意しても1本折ってしまいました;汗、消耗品と解っていても折れる時は「ア~ッ!」っと何ともやるせない気持ちが(笑)。



糸鋸で切った飾り金具は表面が平ら過ぎてきれいなので樹脂の付いた金づちで叩いて凹凸を付けユーズド感を付けます。額にアンティークな味を出すので金具があまりきれいに平らだとバランスが悪いのです。
叩いた後4枚の飾り金具を揃えて持ちヤスリで形や大きさを合わせます。
糸鋸で正確に切ったとしてもそこは手作業、どうしても不揃いな箇所が出てきます。ユーズド感やアンティーク風味を出すといっても基本的な形は揃えなければいけません。4枚一緒に持って金具用ヤスリや粗目の紙ヤスリをかけて行く内に徐々に形や大きさが揃って行きます、これは削っていて気持ちが良いモノです。



飾り金具の形が揃った処で釘を刺す穴をピンバイスで慎重に開けて行きます。
電動のドリルで開けてもいいのですが、穴が飾り金具の丸いコーナーの中心にくるように手動のピンバイスにしました。 0.5ミリ厚の真鍮なので比較的簡単に穴が開きます。



叩いてユーズド感を出したとは言えまだピカピカに光る真鍮をさらにアンティーク感を出す為に釘も一緒にガスコンロで焼きます。スパッタリング用の金網に乗せていい感じの色になるまで焼きます。ちなみにこのスパッタリング用の金網は普通の金網を作る所で作っているそうです。



焼いて表面を酸化させる事により使い込んだ真鍮のドアノブのような味が出てきました。色もピカピカだった金色が黄土色になり所々焼けて青みが出たり赤みが出たりしていい感じです。
この後長い釘を額の厚みに合わせて短くし、先をヤスリで削って短い釘を作りました。これを飾り金具に留め具として打ち付けて完成です。


ENGINEER(エンジニア) 金工鋸 TN-01


グッドデザイン商品ANEX(兼古製作所)No.9012ミニ・コンビハンマー


ドライバーメーカー兼古製作所(ANEX)アネックス ANEX 精密 ピンバイス 収納式 (頭部回転キャップ付) 0.1~3.2mm 98


ぼかし網 大





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最終更新日  2010年12月22日 16時42分49秒
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