花嫁さんのための手作り How To

昨日の続きから・・・


親族控え室では奥に両家両親、手前に親戚がずらーっと並んで待っていました。私たちが到着すると子供たちから「うわぁーめぐちゃん！」の声が。
席につくと両家父から順番に親族の紹介。
みんなが私を見ているのがわかって恥ずかしくてうつむいていました。でも今日一日はみんなに見られる特別な日なんだなぁと実感していました。

私たちと両家両親は先に部屋を出てチャペルで挙式リハーサル。
　父とゆっくりバージンロードを進んで、前から３列目で止まって、
　父に背中を押してもらって彼の腕へ。そして祭壇まで。
　向き合って指輪を渡す、ブーケを右手に持ち替えてみんなの方へ向けて
　ベールをあげてもらってキスをする、
　何もしていないときは腕を組む、退場のターンは内側から、などなど・・・
覚えることがいっぱいで頭がパニックになりそうでした。

それでわけがわからないうちに、父とふたり、チャペルの隣の部屋へ案内されました。椅子にかけて、はじめはカメラマンさんが付いてきていてスナップを撮っていてくれたんだけど、ほどなくしてふたりきりに・・・
なんか言ったら泣いちゃいそうだから黙っていました。父も黙っていました。

で、あっという間にチャペル入場。
チャペルの入り口でもう一度流れの説明を受けました。
そして・・・・

入場するとみんながこっちを向いているのがわかりました。
　　それだけはわかりました。
　　　　それしかわかりませんでした。

気づいたら立ち止まって彼と向かい合って礼をしていました。そして彼と腕を組んで祭壇前へ。
そこからでした。
胸の奥からぶわーーっと熱いものがこみ上げてきて何度も深呼吸して涙をこらえていました。彼が振り返って「大丈夫？」と小声で言ったのにうなずくのが精一杯でした。

賛美歌、聖書、そして誓約。
彼はミョーに高い声で体育会系に「はいぃっちかいまぁすっ」、
（あとで彼に聞いたら、牧師さんの顔が近くて笑いをこらえてたそうです・・怒！）
私は泣くのをこらえてたから、プルプル声で「はぃ、ちかぃます・・」
（あとで友達に聞いたらすごく肩を震わせていたみたいです・・）

指輪の交換はなんとか無難にこなし・・

ベールアップ、誓いのキス！！
おでこにしようって約束してたんだけど、身長差があんまりなくて
うまくできなかったような・・写真が心配・・
（彼の後悔ポイントナンバー１だそうでうす）

そして再び賛美歌で、退場。
フラワーシャワー、やっぱり頼んでおいてよかったです。
途中、とっても仲の良いおばちゃんの前をとおるとき
「めぐ・・」って泣いてるから、立ち止まって少し泣いちゃったけど
でも、みんなが「おめでとう！」って笑顔で迎えてくれてとっても嬉しかったです。

その後は親族写真の撮影のためにスタジオに移動して、みんなが来るまで待っていたのですが、なんだか自分が自分の結婚式をしたとは思えず夢のような気持ちでいました。


長くなってしまいごめんなさい。
明日は【～披露宴開始】です。