花嫁さんのための手作り How To

続き・・・


まぶしいスポットライトをあびて、真ん中の席へ。
一礼して着席。

ここからはごく普通。
　司会者からふたりのプロフィール紹介。
　主賓挨拶　新郎側・新婦側
　ケーキカット
　乾杯


ケーキカットの話。

司会者さんが「こちらのケーキにご注目ください」と言うと
同時に会場の照明がおちて、私たちふたりはその中を
ケーキの前まで歩きました。
ナイフの上に、私の右手、彼の右手、そして私の左手が
添えられる。
BGMがふっと消えて
「では、ケーキ入刀です！」
音楽がかっこよくかかる。

　いざ、入刀！！

・・・のはずが、彼が切らない．．・

「切らないの？」
「まだまだ」
「・・？？」
「・・」
「ねえまだ切らないの？」
と私が彼の方を振り向くと会場から笑いが。
「え？もう切るの？」
というわけでやっとケーキカットすることができました。
彼は音楽のイントロ（といっても結構長い）が切れたところで
切るものと思い込んでいたらしいです。
でも場が和んだので良しとしてあげましょう。

で、その後はファーストバイト！
実はこれ、彼にはサプライズでした。
だって前に言ったら「絶対嫌だ」って言われたんだもん・・・
でも彼も準備を進めるうちに
（結婚式だから、多少恥ずかしいことしてもいっかぁ・・）
と思ったらしく、私が
「めぐへのサプライズとか用意してないの？本当にないの？
つまんないー」
とふざけてごねてたとき（本当にサプライズはなかったけど）
「じゃあケーキの食べさせあいでもするか」と言ってきました
。
あせりました・・・
（それは私が用意しているサプライズだよ・・・）
そのときの私のリアクションがあまりにも薄かったので、彼も
（こいつ、ファーストバイトをサプライズでやろうとしてるな
）
と感づいていたらしいです。
というわけで、サプライズらしいサプライズではなかったけど
楽しくファーストバイトをすることができたのでした。
２次会で友達に「ケーキ食べさせてもらってるときのめぐが
一番嬉しそうだったよ」と言われちゃいました。


乾杯の後はほどなくしてテーブルラウンド。
ドレスのうちにフォトサービスをしたかったので、
この進行になりました。
全部で８卓でしたが、宴の初めでまだ酔っ払いも少ないのに
この集合の悪さを考えるとお色直し後じゃなくて
良かったと思いました。
フォトサービスの写真ってゲストはもらえないことも多いので
自分のときはゲストにもあげたいなと思っていました。
でも焼き増して６０人に郵送する手間と費用を考えると
断念しちゃう気もわかるような気がしてました。
でもやっぱり近くにいる友達くらいにはあげたいなと
思っています。

いったん真ん中の席に戻ると、すぐに私は退場。
彼が「もういなくなっちゃうの？」って驚いていました。
私は想定していたから驚きはしなかったけど、
もうドレス脱がなくちゃいけないんだーってさみしかったな。

退場は母と。
内緒にしていたのでびっくりして、喜んでくれました。
手をつないでドアまで行き、みんなの方を向いて一礼。
その後おかあさんはすぐに出て行こうとしたんだけど
スタッフの方が「写真撮りますのでもう少し立っててください
」
って言って戻されて、「はずかしいわぁー」と言いながら
カメラに向かって笑っていました。

ちなみにこの後、彼もおかあさんと一緒に退場しました。
私と司会者さんで提案したときは
「マザコンっぽくない？ひとりでいいよ？」って
引き気味だったんだけど
なんとか決心して実行となりました。
でもお色直し入場の前に「かあさん、喜んでたよ」って
言ってたから、きっとやって良かったって思っているんだと
思います。（腕を組んで退場したそうです）


お色直しは戦争でした。
ドレス脱いで一息ついてお茶を飲んでる間に
ヘアチェンジが始まって同時進行でメイクも直されて、
終わったら着せ替え人形のように和装。
自分としてはそんなに時間がかかったような気はしません
でしたが、その後の写真撮影も含めて40分以上
中座していたようです。
お色直しは短く、というのが希望でしたがやはり洋→和は
時間がかかっちゃいますね。
でも友達が「お料理もいっぱい出てきたし退屈しなかったよ」
って言ってくれたので良かったです。


今日も長くなってしまいました。
明日は【～両親へ記念品贈呈】です。