ちちの物欲

発売前は予約でもして発売日に入手しようかとも思っていたのですが、iPhone4Sの失敗で少し弱気になっていたので、予約せず、少し様子を見る事にしました。

で、現物を店舗で触ってみると。。。うーん。分からない。
iPad2と新しいiPadが並んでいてもぱっと見、どちらがどちらか全く区別がつきません。

iPad2で唯一購入対象にならなかった理由として、Web閲覧時に小さい字にした際、ドットが見えてしまった事です。
確かに新しいiPadでは小さな字でも奇麗に文字を見る事ができますが、それ以外のアプリ(Safari)では対して画質に変化はありませんでした

それもその筈、まだ対応アプリが非常に少ない為、非対応アプリでは画面の奇麗さは全く変わらない為です。

GaregeBandも店舗にインストールされていたバージョンは古い物で、機能的にも画面の解像度としても変わらない(変わった様に見えない)のです。

分解記事によるとメモリは512MByteから倍増した様ですが、それだけで十分なパフォーマンスを引き出す事ができるのか少し不安です。
画面の解像度が４倍になった訳なので、必要な画面病がの為のメモリも４倍必要になります。
GPUはクワッドコアになり描画速度は上がっているのは分かりますが、その描画対象をフラッシュ(SSD)から読み込む訳なので、その転送速度も４倍にならないと高解像度での画像パフォーマンスが損なわれてしまいます。
更に、４倍の解像度を描画する対象物の演算速度もGPUだけで完結すれば良いのですが、CPUが介在する場合、CPU速度も上がらないと、最適なパフォーマンスを得る事は難しいでしょう。

CPUクロックはほぼ同じと思われる事から、この新しいiPadは高解像度アプリを増やす為の前戯モデルと言う見方が出来ます。
当初噂されていたA6チップでは無くA5Xチップ止まりとなっている事も、開発の遅れなのか、計画的なのかは分かりませんが、A6チップでバランスの良いパフォーマンスが得られる製品になる気がしています。

只、今本当に欲しいのであれば、安くなったiPad2を購入すると言うのも、アリなのかも知れません