カテゴリ:Music
YAMAHA DX7に互換音源を搭載して1万円ちょっとで購入できる
コルグ デジタルFMシンセサイザー VOLCA-FM(13,470円)ですが、一つだけ残念なのがNoteのVelocity情報に対応していません そこでLogic Pro Xを使ってNote Velocity対応させてみました。 Logic Pro Xで新規プロジェクトを作成します。 今回はMIDI信号の加工だけを行うので、外部MIDIを選択します。 MIDIアダプタはUM-ONEを使いました。 MIDIエンバイロメントを開きます。 レイヤー欄がデフォルトだとミキサーになっているので、MIDI音源に変更します。 MIDIアダプタはUM-ONEを使っているので、こんな表示になります。 「新規」からMIDI音源とトランスフォーマー、モニタを追加します。 UM-ONEとトランスフォーマーを接続しようとすると以下のメッセージが表示されます。 ここでは「削除」を選択します。 トランスフォーマーの出力とモニタを接続します。 この状態でOM-ONEに接続したMIDIキーボードを弾くとモニタにノート情報が表示されます。 この段階ではまだvolca fmからは音が出ません(もし出るようなら、UM-ONEを選択して「ポート」を「オフ」にします。 モニタの出力をインストゥルメントを接続します。 この段階でようやくUM-ONEの出力に接続したvolca fmから音が出ますが、まだnoteのvelocityは機能しません。 トランスフォーマーをダブルクリックして設定を以下のようにします。 「状況」固定(コントロール) 「データバイト1」固定(41) この状態でUM-ONEに接続したキーボードを弾くとUM-ONEに接続したvolca fmの表示が「VELO XX」と鍵盤を叩く強さに応じたVelocityだけが出力されますが、音は出なくなります。 次にUM-ONEの2番目の出力からモニタに接続します。 これで鍵盤のタッチセンスに応じたVELOCITYがvolca fmに送信されるようになります。 今回の設定ではNote情報のVelocity情報をコントロールチェンジ(CC)のイベント41に変換してvolcafmに送り、その後Note On情報をvolca fmに送ることでタッチセンスに応じたVELOCITYが変化する様にしています。 ポイントはCC(41)がvolca fmに届いてからNote情報が届かないと正しく動作しません。 逆になると音が出ません。 正しく動作しない場合はモニタに表示されるMIDI情報の順番を確認してみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.12.26 00:22:25
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