カテゴリ:組み込みマイコン
半年ほど前にccsでファームウェアを書き込む際にeZ-FETをアップデートするか?と言う質問をされて、Yesを選んだ所、文鎮化してしまいました。
MSP430FR4133は二つ持っていたので、動く方のeZ-FETを使って文鎮化した基板の復旧を試みました。 「MSP430FR5969 LaunchPadの修復」と言うページを参考にしました。 実は数年前にも文鎮化してしまい、上記サイトの方法で復旧出来ました。 現在のFlashツールはUniflashを利用する様ですが、前回利用したMSP430Flasher.exeを利用して復旧を試みました。 所がWindows11 PCではMSP430Flasher.exeがエラーとなり書き換えできませんでした。 Windows7でチャレンジした所何やら[Y/N]? と表示された為、Yを選択しました。 と、と、ところが。。。 またやってしまった。。。 eZ-FETをアップデートするか?と言う質問で、案の定失敗してしまいました。。。 しかし、eZ-FETはもう一つもってました。。 MSP430FR2433も持っていたので、これを使って書き換えにチャレンジしました。 今度もeZ-FETのアップデートをするか?と聞かれましたが、ここはNを選択して無事に書き込みに成功しました。 これで、文鎮化した2枚のMSP430FR4133を復旧させることができました。 ホスト側とターゲット側は3本のワイヤで接続しました。 GND TCK TDIO ターゲットの回路図では以下の様になっています。 TP102の信号名はEZFET_TESTですが、マイコンのピンではTCK。 TP107の信号名はEZFET_RSTですが、マイコンのピンではTDIO。 この信号をホスト側のTCKとTDIO、GNDと接続します。 電源はそれぞれUSBから供給しました。 写真上部が文鎮化したターゲットのMSP430FR4133で、下の小さい方がホストのMSP430FR2433です。 復旧手順はMSP430Flasher_1.3.6フォルダに eZ-FET_lite_Release_Package_rev_1_10_20130712.zipから抽出したeZ-FET lite rev 1.10 Release Package\Firmware\EZFET_LITE_Rev1_1_FW_3_3_0_6.txtをコピーして、以下のコマンドを実行しました。 MSP430Flasher.exe -w "EZFET_LITE_Rev1_1_FW_3_3_0_6.txt" -v -g -z [VCC] これからMSP430はCCSでは利用せず、VSCodeからPlatformIOでAruduinoとして利用しようと思います。 と、書いたところで、最近CCSがEclipseベースからVSCodeベースに変わったので、ちょっとだけMSP430にも対応しているか試してみました。 ちゃんと対応しており、追加パッケージもインストールしてサンプルも用意されていて、ちゃんとコンパイルも出来たのですが。。。実機にはプログラム転送できませんでした。 何かモジュールが足りない様です。 暫くそっとしておこうと思います。 CCS Theiaはだいぶん使いやすくなった気がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.09.15 00:00:16
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