フィッシュ・アイ

im-chanさんの日記を読んで思い出したのですが、

昔、オレオレいたずら電話にひっかかったことを思い出しました。

別にお金やストーカーの被害にあったわけでなく、
だたのエッチ電話でしたが。

すごく言葉巧みに、
私の友達になりすまして話をするのです。
１５分くらい話してしまいました。

だいたいこんな感じです。

男「もしもし、オレだけどわかる？」

私「えっ？　どちら様ですか？」

男「オレだよオレ。わかんない？」

その声が学生のときのサークルの友達とそっくりだったのです。
私「○○くん？」

男「そうそう。久しぶり！」

ホントに久しぶりで、２、３年前友達の結婚式で会っていらい音信不通でした。
私「元気？　△△くん（同じサークルの友達）とは連絡とってる？」

男「とってない。
年賀状も出してないから連絡先わからなくて…。△△元気かなあ？」

私は△△くんと年賀状のやりとりをしていたので
私「元気みたい。もう娘が生まれたみたいよ」

男「へ～。そうなんだ」

私「○○くんはもう結婚したの？」

男「まだ。ところで彼氏できた？」

私「今はいない」

男「そうなんだ。オレも仕事が忙しくてさ～」

私「まだ××に勤めてるの？」

男「そうそう。まだいるよ。」

私「そうだよね。◆◆くんの結婚式のときも成田から直行で来たっていってたもんね。」

男「そうだったよな。
まだ、ときどき海外出張なんかもあるし。彼女作ってるヒマないんだよ」

私「で、なにか用事？」


男「ううん、別に用はないけど元気かな～って思って」

何かおかしい。
用がないのにかけてくるような人ではない。

男「で、今何してるの？」

私「仕事？」

男「じゃなくて、今うちで」

私「別に。テレビ見てた」

男「今はいてるパンツ何色？」

こいつ○○くんじゃない！！
私「はぁ？　○○くんじゃないでしょ！」

男「……はあはあ」

ブチッ！！
切りました。

そのあと１回だけ電話が鳴りましたがそれ以降はかかってきませんでした。


あとから考えたら、話の要素は全部私がしゃべっていたのです。

男は巧みに私から情報を引き出し、
あいづちだけで○○くんだと信用させてしまったのです。

私はそう思い込んで話しているので、
男が自分の情報を何も話していないことも、
私の名前を呼んでいないことも気付かなかったのです。


まだオレオレ詐欺がはやっていない頃だったので
そういう知識もなかったのですが、
本当にうまく騙されてしまいました。


im-chanさんの話のサトルクエスチョンを
悪いほうに利用した例だと思います。


みなさんもオレオレ詐欺にご用心ください。

最近は「電話料金が安くなります」詐欺がはやっているらしいですよ。

ダンナの実家にもかかってきたみたいです。

ご注意ください！






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