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テーマ:暮らしを楽しむ(387590)
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昨日の続きのお酒と節句の薀蓄です。
宝酒造さんの「ほろよい通信」の受け売りですが(~_~;) 節句とは 唐時代の中国で定められた季節の変わり目のことです。 季節の旬の植物から生命力をもらい邪気を祓う目的で始められたそうです。 これが日本に伝わり、日本の農耕民の風習とがまざり合って、 日本の節句の行事が生まれました。 節句の「清め」や「祓い」には古来よりお酒がつきものでした。 節句とお酒の関係 人日(じんび)の節句×お屠蘇(とそ) <1月7日> 新年に欠かせないお屠蘇は、もともとは人日の節句に飲まれていました。 邪気を祓うとされる屠蘇散(とそさん:延命長寿の漢方薬)をみりんや 日本酒にひたして飲みます。 上巳(じょうみ)の節句(桃の節句)×桃花酒・白酒 <3月3日> 「桃花は邪気を祓い長命をもたらす」とされ、 桃の花を清酒に浸した桃花酒が、桃の節句に飲まれていました。 江戸時代から桃花酒の代わりに白酒が飲まれるようになったそうです。 端午の節句×菖蒲酒 <5月5日> 薬草としても重宝されてきた菖蒲を清酒に浸し、 無病息災を願う菖蒲酒として端午の節句に飲まれるようになりました。 七夕の節句×甘酒 <7月7日> 甘酒はもともと夏の飲み物だったのです。 特に夏バテ回復の総合栄養補給食品として重宝されていました。 ちょうど夏の節句である七夕には、甘酒がポピュラーだったようです。 重陽の節句×菊酒 <9月9日> 重陽の節句では、不老不死を願い、 清酒に菊の花を浸した菊酒が飲まれていました。 中秋の名月を愛でながら菊酒を飲むなんて風流ですね。 甘酒が夏のお酒だったとは、びっくり(@_@) 夏バテ回復になるんですね。 いいこと聞きました。 そういえば、韓国で汗蒸幕(はんじゅまく)に行ったとき、 汗をいっぱいかいた後、「これを飲みなさい」と渡された飲み物が 甘酒にそっくりだった! 少し凍っていて、シャリシャリして甘い白いつぶつぶのある飲み物でした。 甘酒を半分凍らせて飲んだらあんなかんじかも! 夏になったらやってみようかな~。 お役に立ったらクリックお願いします↓ 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年02月18日 19時51分34秒
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