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テーマ:今日のこと★☆(105892)
カテゴリ:できごと
今甘くないチューハイ『焼酎ハイボール』が好評発売中の
宝酒造さんが主催するお酒についてのセミナーに行ってきました。 ↑私は毎日これで晩酌 今回のセミナーのテーマは『紹興酒』 「目からうろこ」なことをいろいろ教えてもらいました\(◎o◎)/! 中華料理のお店によく置いてあるあの赤いラベルの紹興酒、 あれは『塔牌(パゴダ)』というブランドのもので、 30年も前から宝酒造さんが輸入していたものだったのです。 紹興酒は2400年以上前から造られていたお酒で、 浙江省紹興市で造られる老酒だけが『紹興酒』と呼ばれるのだそうです。 知らなかった~ 紹興酒の歴史や製造過程については 宝酒造さんのHPの中国酒のところに書いてあるので、ご覧ください。 紹興市では昔、 女の子が生まれると、お祝いにもらった祝米を使ってその娘のために 紹興酒を造って、地中に埋める習慣があっとそうです。 そして、その娘が嫁ぐ日に掘り出して、祝い酒としてふるまったり、 持参品としてもたせたそうです。 このように紹興酒は昔から生活に深くかかわっているお酒なのですが、 さらに驚くべき紹興酒の使い方を 料理クリエーターの潘薇(パン・ウェイ)さん の講演でうかがいました ●紹興酒は料理の旨味を増し、臭みを消し、肉を柔らかくする調味料 中国北部は羊、豚の肉を使った料理をよく食べる。 紹興酒には、肉の旨味を増し、臭みをとり、肉を柔らかくする効果があるため、 下味にも、炒めるときにも使う。 餃子の具を練るときも紹興酒を使うと肉と野菜の相性が よくなるので入れる。 南部は魚料理をよく食べる。 魚の寄生虫を殺すのに、殺菌効果の高い紹興酒につけてから調理する。 ●あんかけは水でなく紹興酒 日本ではあんかけは片栗粉+水だが、 中国では片栗粉+紹興酒。 水溶きは料理の味が変わってしまうが、 紹興酒だと料理の風味をそこなわない。 そして、料理にあんをかけることで再度殺菌することになる。 ●紹興酒は他の調味料と相性がいい 紹興酒はオイスターソース、黒酢、豆板醤など中国の調味料と たいへん相性がいいので、どんな料理にも使える。 ●ドレッシングにも紹興酒 家庭でつくるドレッシングにも紹興酒を入れる しょうが、ねぎ、にんにく、しょうゆ、黒酢、黒砂糖、紹興酒、これが 中国の伝統のドレッシング。 ●怪我の手当てにも紹興酒 切り傷、擦り傷に紹興酒をかけ殺菌し、ハチミツを塗る、 これが中国のおばあちゃんの知恵袋。 こうすると傷が早く治り、跡が残りにくいそう。 ●風邪をひいたら紹興酒 しょうがと黒砂糖をとかしたお湯に、 紹興酒を滴たらして飲んで寝ると体がポカポカ。 風邪も吹っ飛ぶ。 ●脚が疲れたら紹興酒でマッサージ 筋肉痛の脚に紹興酒をつけてマッサージをするとすっきり。 肌もつるつるになる。 こんないろいろな使い方が すごい パン先生は、お酒は全く飲めないそうですが、 調味料や薬として紹興酒を月に2、3本使うそうです 紹興酒には天然のアミノ酸も豊富に含まれており、 本当に健康にいいお酒のようです 今回はセミナーの後に、 試飲会と中国酒によく合う料理の試食会がありました。 そこでめったに食べられない料理を食べさせてもらいました。 それは次回紹介します。 お楽しみに~(^.^)/~~~ そして、パン先生の料理の本もいただいたので、 作ったら徐々に紹介します。 コレ↓ ぜひ皆さんも、あんかけには紹興酒を使ってみてください アルコール分はすぐとんでしまうので、お子さんでも大丈夫だそうですよ 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年03月29日 19時43分25秒
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