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カテゴリ:こっとんくらBoo
帰省中のこの日、
買い物に付き合ってくれたマスオの持っていたバッグが素敵だったので どこのブランドか教えてもらったら 今、ブレイクしている(らしい) キャス・キッドソンというイギリスのデザイナーのものだった。 バラの模様が可憐で可愛い。 少しアンティークな、 こういうビンテージの絵柄を現代風にしたのがここの特徴らしい。 春らしくてとてもいいではないか。 ビニールコーティングの生地で、 普段使いにも重宝しそうなこのバッグをしげしげと眺め、 私はマスオに無謀な相談をしてみた。 「ねぇ、これ似たような生地で自分で作れないかな・・?」 「う~ん、出来るかもしれんけど・・地が厚いよ?」 「しっかりした生地だねー」 「じゃ、帰りに手芸店見てみようか!」 私はこう見えても(?)ソーイングがかなり好きだ。 それはマスオも同じで、 彼女は編み物がプロ級だけど、 ソーイング全般に通じているところがある。 共通して、モノ作りが好きなのだ。 二人で話していると、 私の製作魂にボワワッと火が点いた。 本物のキャス・キッドソンは高いので ハンドメイドでなんとか出来ない!?(@@;) と、いう魂胆だ。 マスオの行き着けの手芸店に連れて行ってもらい、 それっぽいバラの模様の生地を探し出す。 が、キャンバス地にビニールコーティングが施されたその生地は、 残りが少なく、 ある分のメーター全部買っても 2ヶギリギリ、いや、1ヶしか作れないかも・・!? という感じである。 が、とにかく その生地残り全部と、一緒にファスナーも買い、 帰りにはマスオにバッグそのものも借り受けて帰ってきた。 家に戻って早速ハハに、 その バッグクローン化計画 を持ち掛けた。 (以前に書いたがハハは洋裁を生業とする縫製のプロだ) 「こ~んなビニール生地は縫いにくいのよねぇ~!」 いきなり難クセをつけるハハである。 「そこを何とか、この 工業用ミシンで・・!><」 拝む私。 「腕(技術)がいると~」 もったいをつけるハハ。 「この生地じゃないと、カッコ悪いんだよ~~TT」 私にこのミシンはムリ~~! 「じゃ、型紙取んなさい!」 「ハイヨ!>▽<」 借りてきたバッグを元に、 方眼目付きの型紙用紙に長い定規で展開図を作成する。 (実家にはこのような専門の道具が揃っているので、イザという時仕事が早い!@@;) 縫製のしっかりした質のいいキャスのバッグを、 まんま作るにはもっと生地(&専用のミシン)が要るので、 なるべく継ぎ目が無いよう、縫い易いような型紙を作る。 買ってきた生地に型紙を当てて見たら、どうみても1ヶしか取れず、 それすら足りないようだったので、 ここでまたハハからアドバイスを受け、 マチを少なくし、 本物より幅の狭い型紙が出来上がった。 私が目分量で(2ヶ出来るかも・・?)と思っていた 思惑は大きく外れた。 夜の9時から型紙を起こし、 夜中に掛けて生地を切り出し、 それを翌日、 ハハが1日掛けて縫製した。 そして・・ 企画、製作から早や2日でマスオのキャスバッグのクローンが完成した。 まさにインスパイア商品である。 しかし・・ ・・・いいッ!!(>~<) これはこれでかなりいい! 適度に大きくて軽くて、何でも入る。 デザイン(形)がしっかりしているので型崩れしないし、 柄も春らしくて持っててウキウキだ。 しかも、手作りってところが・・! う~~ん ビバ・ハンドメイド! 下の写真が 出来上がったそれ↓だが 私はこれを機に、手作りで勝手に盛り上がる文化部 「こっとんくらBoo」を立ち上げ、 気が向いた時に作ってブログで紹介したいと思う。(^∨^) 部のモットーは「作って楽しむ」 ソーイングに限らず!部員募集!活動は自由! そして第1回記念作品がコレ! ↓ * 製作協力&アドバイザー:マスオ 縫製:ハハ パタンナー:ちえ丸 *余り布でお揃いのポーチも作ってもらいました。(^^)v お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月19日 10時08分30秒
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