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カテゴリ:GOODS
いくつになっても、枕元にプレゼントが置かれているという光景にはワクワクする。
あれは、姉が小学校に上がる年だったと思う。 朝起きると、 枕元に 鉛筆削り が置かれていた。 バンビの絵がついた、緑色の手動の鉛筆削りだった。 姉より先に起きてそれに気が付いた私は、 目がパァッと輝いた。 それは、入学した姉への父からのプレゼントだったが、 「2人で一緒に使いなさい」と言われたように思う。 さっそく鉛筆を削ってみたが、 削り過ぎず、先の尖り具合もちょうど良く、中指の当たる部分もなめらかに削られていて、 とても使い心地が良かった。 後に電動の鉛筆削りも使ったが、 確かに早いけど、アッという間に鉛筆が減ってしまう気がする。 削られた木の芯の部分もザラザラしていて、 持った時の感触がまずい。 特に困ったのが中で芯が詰まった時で、 電動のそれは、折れた芯が見えないし、なかなか取れないし、それにコワイ・・ しかし、手動のバンビは、 ひっくり返して、折れた芯をチョイとなにかで引っ掛ければとれるのだ。 アナログな道具だが、 実は今も現役で、実家の私の机の上に鎮座している、ご長寿さんのバンビなのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年10月26日 09時05分53秒
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