90才の高齢者!初めて食べた恵方巻き丸かぶりは大丈夫なの?
2月3日は節分でしたね。今や、節分には当たり前に売られている恵方巻き。けど、高齢のおばあちゃんは恵方巻きすら知らない。そんなおばあちゃんにも、恵方巻きを買ってみました。丸かぶり。。どうしようと思いながら。20年程前には、「恵方巻き」をまるかぶりする習慣はありませんでした。私の場合、関西から越して来た友達から話を聞き縁起物なのよと聞いて、ついつい買ってしまうようになりました。そんな、感じで我が家でも、節分には「恵方巻き」恵方を向いて、まるかぶりをしています。ところで、90歳になるおばちゃんの節分はというと大豆を炒って豆まきをするようです。炒った豆は神棚に上げ、その豆を懐に入れて海へ降りると話していました。その頃に、ちょうど海の海草の漁が始まるのですよ。そこに、「恵方巻き」なるものはありません。今年は、どうしようと迷いながらも、縁起物なんで「恵方巻き」はおばあちゃんの分も購入しました。丸かぶりは。。。はじめて見る「恵方巻き」太巻き1本をそのまま出したら、どんな風に思うのか?本来なら、まるかぶりするものですが、おばあちゃんにまるかぶりができるの?と思いながらも、縁起物の「太巻き」を切って出すのも気が引けます。なので、そのまま1本ドンと出してみました。ただし、ナイフと箸を添え、「恵方巻きは縁起物でまるかぶりで食べるんだって」と言いながら。「ばー、このまま食えない」そうだよね。やっぱり無理だよね。だって、入れ歯だし、のりって切れにくいよね。「なら、好きに食べてね」そのまま1本渡します。おばあちゃんは、箸で食べやすい大きさに切ってゆっくり頂きました。所で、高齢者の場合のまるかぶりってどうするのでしょう?ちょっと、調べてみたら、海苔じゃなく、卵で巻いたりするのですね。噛み切りにくい、きゅうりやかんぴょうは細かく切って巻く。確かに。。おばあちゃんも、きゅうりやかんぴょうは残していました。実は、海苔って貼りつきやすく太巻きでの誤嚥事故もあるらしいのですよ。「恵方巻き」は縁起物で楽しみでもありますが高齢者に出す場合は、調理の工夫が必要なのですね。ひとつ勉強になりました。でも、おばあちゃんも「うめえ~うめえ~」って食べていたので良しとします。