3.11 9年目が過ぎて~震災被災地の風景
3.11 9年目のその時間はスーパーでお買い物。その時間には、1分間の黙とうを行った。復興工事が終わった浜辺は静かな風景が広がっていた。人の少ない浜辺だから穏やかな雰囲気。けど、まだまだ復興工事の真っただ中の場所もあり、行くたびに道が変わっていて、道に迷いそうになる。急ピッチで進んでいた三陸道も、順次開通されてきて、走りやすくなった。と同時に今までの寄り道ポイントはスルーすることとなる。そして今回の3.11。世界中にコロナウィルスが広がり、私たちも外出を極力控えている。被災地に暮らすおばあちゃんは、大分気力も失って、やりたいことが思うようにはできない様子。綿入れ半纏を作りたいらしく、半纏用の綿を買って欲しいと頼まれていた。おばあちゃんの傍には、半纏用に裁断した生地が置かれていたけれど、なかなか、進まない様子だった。新型コロナウィルスが日本に入ってきてるであろうという時期に、施設に行って体調を崩したおばあちゃん。そのまま、施設で様子を見て頂けることになった。都会では、コロナの感染者が増えるかな、まだ、罹患者が出ていない県。しかも、一人で外に出ることはないので、かなり安心できる。コロナウィルスで日常生活に制約が出ている今の感じは、あの時と似ている。先が見えない不安と恐怖に包まれる。でも、取り合えず温かなご飯を頂くことは出来てる。後は、手洗いをしっかりして、食べるもので免疫を上げてと、小さなことをコツコツ続けることがいいと信じてる。こんなご時世の中、私の小さな楽しみは業務スーパー東日本大震災時にも、大量のパスタとソーメンは常に揃えていた。ソーセージは冷凍庫にあったし弁当用のハンバーグも用意してたから、どうにか食べることが出来たの。近頃は、業務スーパーの食材を使ったレシピがTVで紹介されてる。近所の業務スーパーは今まで見たことがないくらい大盛況。私もお薦めされていた調味料を買ってみた。さ~て、どんな料理に合うのかと楽しみなんです。