定義山参拝 長命水でお茶を立てる「お抹茶処やすらぎ」へ行ってみた
新型コロナが、なかなか収まらない昨今。お出かけには、それぞれのスタンスがあり、高齢者の部類に入る私たちは3密を避け、ソーシャルディスタンスを徹底している。そんな中でも、たまに訪れる定義山今日の定義山は静かな静寂に包まれていました。そちらにある「お抹茶処・やすらぎ」で抹茶を頂いてきました。その話をしますね。参拝者が私達だけ。人の居ない定義山を訪れたのは初めてです。手水舎の水は出ておらず、横の看板には手はお清めくださいと書かれています。その場所へ近づくと、水が流れてきます。2回目の祈祷の時間が近づくと、もうひと組の参拝者がいらっしゃいました。開け放たれた扉から、心地よい山の風が建物に入り暑さは感じませんでした。参拝を終えても、まだ人はまばらです。丁度、カフェ?の看板を設置している人と出会います。看板には「お抹茶処・やすらぎ」と書かれていて、こちらは、五重塔庭園内にあります。看板をよく見ると、定義山で湧き出ている「長命水」で立てられているお抹茶でした。定義山の湧き水「長命水」で立てるお茶に興味がわき、そちらの方へ行ってみます。お店は10時からです。定義山と言えば三角あぶらげでしょ!いつもは、まっすぐ三角あぶらげの店に直行なのですが。。人のいない定義山はとても心地よく、セミの鳴き声だけが聞こえてきます。五重塔庭園を歩きながら、こちらでお茶を頂くことにしました。私たちが頼んだのは、抹茶ミルク。こちら、宇治抹茶が使われていますが、甘いお味でお子様でも大丈夫です。浮かんでいるハートは、サクと解けるハート型の氷でした。テーブルは窓辺に数個。ゆったりと置かれています。入り口でお茶を注文すると、この蝶の折り紙を渡されて、テーブルに置きます。少し待っていると、抹茶ミルクが運ばれてきます。誰もいない、静かな空間。朝の雨に濡れた木の葉に、雲の切れ間から太陽の光が降り注ぎ風に揺れキラキラと光が揺らいでいます。お茶屋さんの入り口はこちら。一休さんのいらっしゃる入り口は、資料館でその隣が抹茶処になります。定義山のどの施設にも、ちゃんと感染予防のアルコールが設置されています。入り口には、人はいらっしゃらなかったのですが、呼び鈴が置かれていました。抹茶処に足を踏み入れると、御乾菓子も売られています。定義山の印が入っているお菓子なので、お茶をたしなむ方には喜ばれるのでは?と感じます。お抹茶処を後にして、外を歩いていると丁度、3回目のご祈祷の時間の案内が聞こえてきます。それに合わせるかのように人も増えてきます。コロナ禍で人の多いところは、感染の怖ささえ感じる中、誰もいない定義山で久々に深呼吸が出来た気がします。