ジブリ
3年以上前だけど、5年以内にあったような、もうそれくらいに覚えていない。あの日のこと。「あのさ、ジブリとかでは何が好き?」って、映画の話をしていた俺。ほんで相手の一言。「ジブリ、、って、何?」「え。」俺は「えっ。」としか言えなかった。本当に何も知らない感じのその女。20代女性のジブリ認識率は全国的にどれくらいなのかは知らないが、俺は大変なショックを受けたのを覚えている。当時の俺には(今もだが)、漫画・映画・音楽で全く共通の知識が無い女性が苦手だ。それくらいに心の狭い人間なのかもしれないが、自分の好きなことを共感して話せないのは辛い。と、前置きが長くなってしまったが、今夜民放でかの名作「耳をすませば」をやっていた。9時55分のシーンで涙。幼なじみの男の子がしずくに振られるシーンだ。「友達、、これからもずっとか?」 無言で頷くしずくさん。男の子の気持ちが分かりすぎて、たまらなくなる。後半、自分を試そうと必死で物語を書いているしずくの気持ちも分かりすぎて、たまらなくなる。この映画みたいに、美しいことばかりの世の中ではないことも分かりすぎて、たまらなくなる。「たまらなくなる。」この感覚俺が思ういい映画の条件だと思った。31歳のおっさんになってから見ても、いつも新鮮な涙を俺に提供してくれる、俺にとってのスタジオジブリの最高傑作。「こういうのがいいな」って思える心をいつももっていたいものだ。ありがとう。さて、話は変わって釣りリベンジである。場所は前回と同じである。午後4時集合。最初のヒットはマイケルさんだった。非常にいいサイズのカレイ。「今日は釣れる!!」一気に全員のモチベーションが上がったところでテレキャスの竿にも生物の重みが乗っていた。ワクワクしながらリールを巻くと。衝撃生物「触るな!!」と、遠くでおっちゃんの声がした。おっちゃん曰く、こいつは海毛虫といって、毒を持っているらしい。そしてエアロビさんの針にもこいつが釣れてしまう。しかし、こんな生き物が釣れてしまうとは、つくづく海は面白い。そんななかテレキャスにも本命ヒット!リベンジ成功ということで幕を閉じた。「あとはロックに打たれて眠るだけ」♪本日の一曲♪syrup16g/「パープルムカデ」