|
カテゴリ:カテゴリ未分類
若いころは,忠臣蔵にまったく興味がなかったのですが,着物から徐々にシネマ歌舞伎を観たりするとやや詳しくなりますね.
先日見に行ったときは,200席以上の定員のところに観客は10名程度.安全に見ることができました. 討ち入り?モチーフがなかったので,五月人形モチーフで. ちなみに,研辰は,刀職人でしたが,武士にあこがれてあるお家に仕えています. そのお家の家臣は,忠義を尽くした赤穂浪士が素晴らしいと絶賛しますが,研辰自身は,47士全員がそんなことはないのでは?好きな人もいただろうし,もっと生きたいという思う人もいただろうという考えの持ち主です. ま,いろいろありまして卑怯なことをしたために,仇討ちされるわけですが,その仇討シーンが傑作. 仇討ちを楽しむ野次馬が,だんだん仇討に少し疑問を抱いている兄弟をたきつけたり?野次馬があまりに仇討ちを盛り上げるので,「それ,あんたの問題?(野次馬は仇討ちする本人ではないわけなので)」と研辰は聞きます.そして,仇討ちがあまり盛り上がらないと,あっちで仇討ちがあるとみんなが去って行ったり. 現代のワイドショーやSNSの風潮のようで胸が痛くなりました. さて,おうち時間,図書館から借りてきたなんとなく借りてきたこの本.47士や泉岳寺の僧侶の話などいろいろな作家さんの短編を詰め込んでいて.面白かったです. とかく日本では美談になる忠臣蔵.海外の人はどう考えるのでしょうね~. 日本人の特性をズバリついているのかな? #シネマ歌舞伎 #研辰の討たれ #着物大好き #着物カラーコーディネート お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.05.22 13:01:49
コメント(0) | コメントを書く |