シネマ歌舞伎を観る会もどんどん会員?が膨れ上がり(笑),現在10名以上.
ただお友達で声を掛け合い,見る仲間を増やしていっただけですが.
今回は5名参加になりましたが,別日でもそれぞれ活動しています.大人の回なので日程が合わないから1週間の中で自分の都合に合わせて
別日で鑑賞です.
実は私が勝手に初期メンバーと名付けている高校の同窓メンバーがいるのですが,医療職や教職のため一緒に参加できていないのが残念です.
さて,今回は,野田版 ねずみ小僧ということで.
野田さんは,もちろん演劇の世界の方なので,お約束の回り舞台の設営や現代社会を風刺しているキーワード.本当にすごいです.
「俺が,さんたではなく,ねずみ小僧だったら信じてもらえるんだな」というきつい一言.
結局最後は,権力者である大岡越前の嘘や不貞などをぶちまけても誰にも信じてもらえず,殺されてしまうというおちです.
現代もSNSで声を上げやすい世の中にはなってきましたが,やはり,関係部署がすべて結託するとそれを覆すのは難しいということでしょうか.
ぐうの音も出ないなぁ.
昨年観た「野田版 研辰」も似た感じで,私個人としてはとても後味が悪く,弱者は弱者のままなんだよねとしんみり.
いつか東京で野田版の歌舞伎をぜひ見てみたいです.
すごーく迷ってぽちった歌舞伎柄の博多帯.やはり素敵だった.
雪花絞り+玉虫色に光る白い半幅帯もかわいかったし,紋紗のグリーンの着物の透け感もとても素敵でした.
みんな揃って言っていたことが,着物を好きにならなければここまでアイロンがけが得意??にならなかったということ.私もアイロンかけるのが苦にならなくなりました.
次回は,8月.私は昨年同じのを見たのでお休みですが,みんなまた楽しんでほしいなぁ.