実はこの作品
失敗作なんですよ~もうかれこれ12,3年前に、僕が今でいうNEETの状態だった時、”絵で飯を食えないかな~”なんて甘い考えで描いたものです。鉛筆の下書きの上に水彩絵具とカラーインクのみで彩色しています。色のメリハリを付けるのがこの当時のマイブームで、マスキングとかを試しています。でもそれが仇となってしまい、襟や手にインクがにじんでしまった・・・最後の最後でそれがわかったので、かなり愕然としてしまったことを覚えています。この時、絵というのは計算で描いちゃいけないものなんだと悟りました。でももったいないから、まだ持っています。こうして拙作としてブログに載せられたのは良かった。僕にとっては、なんだかほろ苦い気持ちがよみがえる作品です。ところで、トリノオリンピック、日本選手はどうも調子がでませんねぇ・・・でも競技自体にはドラマが多くて、すごく感動したシーンもありました。今朝のフィギュアスケート・ペアのフリーで、中国ペアが演技中に、女子の選手がスロージャンプの着地で失敗、左の膝を強打してしまいました。痛さで一時演技を中断、継続はできないのではないかと思っていたら・・・なんと転倒した後の演技から再開したのです!痛さをこらえながらの演技でキレはありませんでしたが、プログラムはミスなくこなし、最後までやりきりました。そしてその演技は驚いたことに銀メダルを獲得!!オリンピックにかけてきた中国ペアの執念と、諦めてはいけないということの大切さを感動と共にかみ締めました。日本選手のメダルだけがオリンピックではありませんよ!やっぱ、スポーツってすばらしいですね。