息抜きです。
手抜きで息抜き・・・と思っていたんですが、手を入れすぎるところと入れなさ過ぎるところのギャップが~最後の仕上げまで気力が持ちませんでした。もっと力抜いて描くつもりだったんだけどなぁ。昨日の”のだめ”、今日の”役者魂”を観ていると、この秋のクールは、コメディーの演出が凄くディフォルメ強いですね。イマドキの主流なのか、漫画チックな表現が強いような。原作が漫画だから?それもあるにはありますが、ふふふ・・・っていうオフビートな笑いというよりは、大爆笑ねらいが中心のようにも感じますね。最近のお笑いの質にも通じているのかもしれません。ところで”役者魂”。テーマは”人生は何が起こるかわからないところがおもしろい!”といったところ。なかなか刹那で哲学的な趣があります。達観しているといえばそうですが、ヒロインが不幸な身の上を軽く受け流している、その人生に対する独特のスタンスは、何故か観ていて安心感があります。良くも悪くも、生きている限り何が起こっても不思議ではないし、それを受け入れて生きていくしかないんだ、と淡々としている。確かにそうだよなぁ~、と妙に得心してしまうのです。松たか子さんの表情にそれが自然に浮かんでいるのがいいですね。彼女の俳優としての奥深さを感じさせるドラマです。