ドアの向こう

この年になってまさかひっかけられるなんて思いもしなかったワ。

帰りに少し大きめの交差点を渡ろうとしていたら、左折の車が私の前を遠慮なく通り過ぎる。
奴らにぶつけられたらひとたまりもないので歩道の端っこで通過するのを待つ。
そのうち左折車がいなくなったので横断歩道を渡り始めた。
すると右から一つのライトが近づいてきた。
ゼロハンだ。
･･･ヤバイ！！轢かれる！！！
一瞬止まってそのゼロハンから逃れようとするが、そのゼロハンもウロウロしながら停まる気配もなくドンドン近づいてくる。
あっという間に私の前をすり抜けていく。
軽く手提げバッグを掠めて。。。
逃げられては困るので横断歩道の真ん中でギャーギャーわめく。
するとそれは２ｍほど先のところで止まった。
そしてその前輪の下に私の携帯電話が踏まれていた。
なぜに手提げバッグの中から携帯電話だけが引っかかったのかわからない。
そのゼロハンの持ち主は携帯を私に渡しながら「携帯大丈夫ですか？」と聞いた。
･･････････こらー！お怪我はないですかでしょ！！！
と思ったが仁王立ちしてギャーギャーわめいているくらいだから怪我なんかしてるようには見えないだろう。
「何やってんだよ！！ったくぅ。。。」
「すみません。。」
「一応ナンバーとっとくからね」
と携帯カメラでパシャ。
「ついでに顔もとっとくからね」
とメットしてるのにパシャ。･･意味ないね。
「いくつ？」
「○＊▽＃□･･」
「え？いくつ？」･･イヤホンしたままじゃわからんって、自分。
「２１です」
「気をつけなよ！」
「はい。。」
といって別れた。

携帯のビーズで作ったストラップは見事に切れてなくなっていたが
沖縄で買った小さいシーサーが７匹ついているストラップは大丈夫だった。
シーサー様、お守りくださりありがとうございました！！

それから夜は黒い洋服はやめましょう！
やむを得なく黒を斬るときは光るタスキとかつけましょう！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑反射材っていうのかい？

　　　　

　　＊イケメン運転の車をみつけたらわざとぶつかって写真撮るってどうかしら？
　　　･･･ぜぇーーーーーったいやだね！怪我したくないもん！！

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　　　２０年ほど前になるが、後輩を事故で亡くした辛い思い出があります。
　　　
　　　ある日いつもの仲間とスキーに行った時のことだった。。。（続く･･･のか？）