ドアの向こう

何をいまさら･･なお話ですけど。

本が発売されるまで心配だったんですよ。

心配していた写真は･･･いや、心配してたけど

せっかくなんだから使ってほしかったと残念でも

あるけど、掲載されてませんでした。

あの時、売ってください！とお願いしとけばよかったなぁ。


さて、改めまして今更のお部屋訪問について。

あの日、私たちに与えられた（！）お部屋は１０階でした。

この階では、ツアー参加組は３・４部屋だけ。

そして別々に予約したのに偶然にも迷友さんは向かいの部屋。




夕食会が終わってから部屋で待機ですが、一体いつになるんだろ？

どの階からなのかな？

とりあえずまったりと持ち寄ったお土産で茶を濁す。

他の階の迷友さんに、今○○号室が終わった～と情報をもらうと

「まだまだだね～～～」

ただでさえまったりムードなのに、今度はだらけ気味。


お部屋の飾りつけとかで忙しくないのかって？

･･････だーれもそういうのしません。

そういうのは熱い迷さん達のお部屋で盛り上がってください！の他人任せ。


そのうち部屋の電話が鳴る。

時間がかかっているけど、今夜中に必ず伺いますから！という内容。

ほえぇ～～～～～

なんだか気が抜けて眠くなるし、化粧は取りたいし、待ってる間に

お風呂なんか入れちゃうぢゃん。


またダラダラしていると、今度は部屋のドアをノックする音。

？？？？？？？？？？？

なんだろ？やっと来るのかな？


ドアを開けるとそこにはツーリストのお姉さん。

「この部屋の方にお話があるんですけど～」

はい、なんでしょ？

「ちょっとカメラ取材をさせてもらいたいのですがよろしいですか？」



「こんな飾りつけもしてない地味な部屋でよかったらどーぞ」


さあ、ここからが大変です。

急いで化粧の厚塗りです･･･！

ちょっと部屋も片付けておかなきゃ･･･！

多分一番真剣に働いた時間です。

そしてカメラが入るということでド緊張

心臓バクバク

どーしよー

これってＴＶ用の取材？

顔もこわばって眠気も飛ぶ。


そんな緊張の中、とうとうその時がやってきました。


「こんばんは～」（だったよね？）

一応並んでお出迎えしましたが･･････飾りつけもなければ

歓声も控えめな私達に元ちゃんは拍子抜けしたかも。

そしてバラのキャンディをいただき、プレゼントを渡して

一人ずつの２ショット写真。

そのあと「ジョセフを囲んで写真を撮りましょう」

そういうの全然考えてない私達。

「どこで撮りましょうか？」

･･･じゃぁこの応接セットのとこで。

と言ったものの、どのように並ぶのか？

すると元ちゃんはどっかと奥の椅子に座る。

ん～･･･それだとみんなが囲めないなぁ。

では･･と、ちょっとお行儀悪いけどテーブルに腰掛て

その周りを囲み３・４枚写真撮影。

そして「おやすみ～」と嵐のように去っていったのでした。

時間は０：３０。



ということで、一番気になっていた部屋での集合写真。

･･････ボツか。。。

あ～～～～あの写真ほしいなぁ。




それにしてもＴＶ用だとばかり大きく勘違いしていた自分が

つくづくめでたいヤツだと思った日でありました。