心の奥底に潜む悪魔の声・・・
悪魔と言ったら大げさかもしれないが、一種の”邪心”というか、それが日常の中で時々、頭を擡げてくる。その悪魔の声に耳を傾けるか、無視をするかで人生が大きく変わってしまう。この悪魔の声は、誰にでも聞こえ、普通は軽く聞き流せるものじゃが、心神耗弱、精神錯乱等でその声に従ってしまうときがある。これが要するに「魔がさす・・」というものであろう。これは、心や感情では、中々他へ追いやることが難しい。これを押しのけることができるものは、本当の自分自身の”意思”の力だけである。心なんぞに、当てにしてはならん!心を本当の自分と思ってはいかんのじゃ!心なんかは、気分次第で何処でも飛んでいく。前にも話したが、中国の古典に「大学」がある。この書物の没頭の文句を知っておるか?「心、此処に在らざれば、見えども見えず、聞けど聞こえず・・・」と何千年の昔に心の持つ本質を説いている。じゃから、いかなる時も、この「意思」をいつも自分の中心に置くことが大切なのである。わかるかの~^^。