中途半端な悟りは人生の猛毒
う~ん、中々の悟りじゃ^^「 最近、気に入っている言葉がある。「中途半端な悟りは人生の猛毒」。ある本を読んでいて出会った。「私も五十路(いそじ)になり、悟らなきゃ、落ち着かなきゃと思っていた。でも、元気があるうちは『いい年こいて、何をわがまま言ってんだよ』と思われることでもやってやろうと。中途半端に達観するまいと思いました」こう悟る^^のは、ばんば憑き 宮部みゆきさん。筆が自由に飛翔(ひしょう)した新作が『ばんば憑き』。江戸の怪奇譚(たん)6編を収めた。いずれも人情、ホラー、ミステリーの要素をふんだんに盛り込んだ作品群だが、「野槌(のづち)の墓」がおもしろい。人をあやめる際に凶器として使われた槌に邪悪な心が住み着き、人を襲う。この物(もの)の怪(け)に立ち向かう貧乏御家人と、それを助けるメス猫の化身。御家人夫婦の情愛、娘を慈しむ気持ちが哀切な調べを奏で、結末は深い余韻が残る。博識で知られる作家の東郷隆さんに「どうやって江戸時代の勉強をしたらいいの」と聞いたことがある。「本屋さんに行って、江戸もののコーナーで火消しの話や医者の話など、何でもいいから買ってきて、自分の本棚に置いておく。すぐに読まなくていいから」と教わった。それを励行しているそうだ。”中途半端な悟り”とは、「小悟」のことなのであろう^^。ワシも、30代のころ、小誤な小悟を何度も繰り返しておった><;大悟徹底すれば、輪廻転生のスパイラルから、解き放たれるであろうが・・・彼女の場合、凡人が悟っても、その程度のこと・・と言いたいのであろう^^えっ?わしゃ、何も悟っておらんど!><きゃはっ!