社長の名・・・
全国の社長の姓名を調べたところ、2011年では最も多い社長姓は「佐藤」、名前は「誠」だった。地域別では東日本が「佐藤」と「鈴木」、西日本では「田中」と「山本」が社長姓で目立った。 本調査は、東京商工リサーチの企業データベースから約233万件の代表者データ(個人企業を含む)を抽出し、社長の姓名、ヨミガナなどを集計した。調査は2011年7月現在、前回調査は2008年3月で今回が6回目。 社長の姓で最も多かったのは、前回調査に引き続き「佐藤」で3万1,910社。2位は「鈴木」の3万817社、3位は「田中」の2万4,427社。「佐藤」「鈴木」「田中」が社長姓の「御三家」で、これは3年前の調査と変わらず。以下、「山本」1万9,785社、「中村」1万9,506社、「伊藤」1万9,405社、「小林」1万8,532社の順。文字数では2文字が9割(構成比91.6%)を占め、1文字の姓は「林」(1万1,510社)が12位。3文字は「佐々木」(1万1,436社)が13位だった。 「佐藤」「鈴木」「田中」の社長姓「御三家」を、都道府県別の構成比でみると、最も「佐藤」姓の比率が高かったのは秋田県の7.0%だった。次に山形県6.7%、宮城県5.9%、福島県4.9%と続き、東北地区が上位に並んだ。また「鈴木」姓の比率が最も高かったのは静岡県の4.9%だった。次に福島県4.0%、山形県3.2%、宮城県2.8%の順だった。さらに「田中」姓では、最も比率が高率だったのは佐賀県の1.8%。次に鳥取1.7%、滋賀県1.66%、福井県1.65%と続き、東日本に比べて西日本で比率の高さが目立った。東日本は「佐藤」と「鈴木」、西日本では「山本」と「田中」 地区別トップでは、北海道と東北では「佐藤」、関東と中部が「鈴木」、北陸・中国・四国が「山本」、近畿と九州では「田中」となった。 また都道府県別のトップでは、青森県の「工藤」、徳島県の「近藤」、愛媛県の「村上」、宮崎県の「黒木」、沖縄県の「金城」など、もともと地域に多い姓がトップを占めた。 社長の名前では、最も多かったのが「誠」の1万96社。2位は「博」の9,428社、3位は「茂」の9,190社だった。前回5位だった「誠」が前回1位の「博」を上回った。以下、「隆」が8,198社、「修」7,928社、「豊」7,655社の順。文字数では2文字が約8割(構成比77.1%)で、1文字の構成比は15.9%。3文字が6.7%だった。 同姓同名の社長では、最も多かったのが「鈴木茂」と「佐藤誠」の各163社。3位は「鈴木隆」で154社、4位は「田中博」の145社だった。以下、「伊藤博」136社、「佐藤博」134社の順。前回1位の「田中稔」は119社で12位にダウンした。 社長の名前カナ別で最も多かったのが、「ヒロシ」の4万4,652社。博、浩、弘、宏、寛、洋、裕、博司、博史、廣などバラエティに富んで、断然トップとなった。2位は「タカシ」の2万9,564社、3位は「アキラ」の2万3,384社となった。以下「ケンジ」「コウジ」の順だった。』う~ん、中々興味深い、調査じゃ^^ただ、今回は男ばかりの集計じゃから、女性社長の姓名も是非見てみたいが・・将来、自分の子供を社長にしたい親御さんは、キラキラネームでは無理であることを改めて認識して欲しいもんじゃ^^