敗因。。。。
少し前のことになるが私とテラは県大会ダブルスにエントリーした。県大会といっても誰でもエントリーできるので大したことはない。結果からいうと初戦敗退。(1,2回戦がDFだったので実質は3回戦だが・・・・・)しかも、2-5、2-5でかつ全く良い所もなくボロボロにやられてしまった。相手は、過去何度か対戦したことのあるペア。県大会は、常連で常にBEST4,8には入っている強豪、確か今大会は3位になっていた。まぁ3位のペアに負けたんだから文句はないのだが負け方が・・・・ほんとにボロボロ・・・・・もう少し詳しく言うと相手の素晴らしいショットがバンバン決まりこちらのプレーは殆ど通用せず・・・って感じ。試合後、敗因についてパートナーのテラと話合った。テラの意見はこう、「こっちのチームは、『さばき』が弱すぎる。相手のプレーへの対応力がお粗末過ぎる」。要するにこちらが相手の球をさばけてなくミスを連発するが為に相手に余裕ができて相手のプレーがプレーが良くなった・・・と。で私の意見は、「こちらと相手ではショットの質が違い過ぎた。こちらのボールがイージーだから相手は良いショットをしてくるんだ」こう書くと同じような事を言っているみたいだがニュアンスが少し違う。相手が格上ということはわかっているので『いかにポイントを取られない』かに着目している点は同じだが盾で守ろうとしているテラと矛で守ろうとしている私に違いがあった。テラは、こうも言った「相手のプレーにやられず喰らいつけれればいつかチャンスが来る」、対して私は、「ショットの質(速さ、コース含め)を上げればあんなに攻められずに済む。そうすればチャンスがある」。話ながらよーく考えた・・・・・・あー性格がそのまま出てるなぁーって。プレースタイルにしてもそうだ、パワーのあるショットが好きでポイント取るショットを持っている私と安定が第一でパワーよりプレースメントでポイントを取るテラ。ショットのバリエーションは少ないが集中力とここぞのショットに自信がある私とショット、作戦のバリエーションが多彩だがアベレージを越える大きな力を出すことが少ないテラ。今まで歩んで来たテニスがそのまま今回の敗因分析においても出てるなぁーって思った。それでこうも思った、いつまでも同じ考え方、感じ方しかできないから二人共2流のままなんだなぁー違った視点、考え方を持てればプレーに厚みが増すのになぁーとつくづく感じた。ダブスルにおいては自分と正反対のプレーヤーと組むと上手くいくとよく言われているがそういった意味ではテラと私は相性がいいんであろう。でも上への階段を上るために違った視点から自分のプレーを見つめ直す時かもしれない。近くに良いお手本があるのだからこれからはちょっと違った視点で試合を感じることにしてみよう。