連れ合いの死
連れ合いとは、よく言った言葉であります。 いて当たり前、いなくなるとどうも空虚で隙間風がいつも吹いてるようで落ち着かないものです。認知症であってもいい、寝たっきりでもいい、側にいてほしいものです。 1934年、昭和9年に生を受け16年に国民学校1年生となり、世は大東亜戦争勃発で、戦時教育真っ只中、挙句、敗戦の屈辱も十分味わいました。「欲しがりません勝つまでは」戦地で苦労してる兵隊さんのこと考えて、食う物も満足でなく、我慢しました。死ぬ事がどんなことかもわからず、特攻隊で戦果あげることに発意した小学生でした。 価値観を同じにした経験を持つ者同士がいると気心が安心するものでしょう。満ち足りた世となり、若者との生活感のずれを感ずることしきりです。