浦島太郎の気持ち
浦島太郎の気持ちAIなるものはすごいもののようです。 「忘れえぬ人」と先日題材で雑文掲状したら、今日の題材枠のところに、「忘れえぬ人」「浦島太郎」とでてきました。これがAIの作用というものでしょう。 こんな夢の世界をマスターしたくても、齢90になると、する余裕がなくて残念で仕方ありません。 将棋の世界もAIが卓見しはじめたようですね。 せっかく、題材をいただいたので、浦島太郎について感想書いてみましょう。 国民学校1年生の時、学芸会で「浦島太郎」やらしてもらった記憶があります。 昔 昔 浦島は助けた亀につれられて 竜宮城にきてみれば 絵にも描けない美しさ 乙姫様のごちそうに 鯛やヒラメの舞い踊り ただ珍しくおもしろく こはいかに 月日のたつのも 夢のうち 遊びにあきて 気がついて お暇乞いもそこそこ 帰る途中の楽しみは 土産にもらった玉手箱 帰ってみれば こは如何に 元居た家も村も無く 路に行き会う人々は 顔も知らない者ばかり 心細さに蓋とれば あけて悔しき玉手箱 中からぱっと白煙 たちまち太郎はおじいさん 調べたらありました。 良いことをすればよいことがある。他者に親切すれば、その善行はきっと報われる。 約束をまもらなければ報いがあるとも教えたものだそうです。 また、浦島太郎状態とは、自分だけが取り残された状態のことをもいうとか。 科学が進み、いろんな機器、便利な世の中になり、逆にその用途についていけぬ今浦島の老人というところ。 でも、必死に生きて、それが楽しみといえるように切磋琢磨しましょうか。