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秋空というより、残暑がまだ厳しい今日、北鎌倉の円覚寺に行った。
正式名称は瑞鹿山円覚興聖禅寺(ずいろくさんえんがくこうしょうぜんじ) およそ700年前、文永・弘安という二度の蒙孤軍来襲という戦において亡くなった両軍の死者を弔うため。 また、執権北条時宗の禅道への願いから寺を建てたと言われている。 境内に入ると、まず山門がそびえている。質素ながら堂々とした山門で、山門を見上げると、時の権力者の力を思わずにはいられなかった。 どの地方や国にも権力者と宗教関係の建物はあるが、その圧倒的な存在感は、当時の集権制度や文化の成り立ちを深く知りたいと思うきっかけになっている。 昔に思いをはせて、どうすると思うときもあるのだが、昔に思いをはせると、自分の中の昔の部分が活性化するようで、楽しいものだ。 仏殿には宝冠釈迦如来本尊があり、これまた圧倒的な気迫が迫ってくるようで、如来様に「自分のいろいろなことを見つめよ」と言われているようで、何時間でも眺めていられるようで、とても素敵な如来様だった。 居士林は門外からの眺めのみだったが、武士の精神というものを形作っているような雰囲気を味わえた。門から眺める、居士林は質素なアプローチ、無駄のない美学のようなものがあって、京都の公家の侘びさびとはちがう世界がある。 開基廟で冷たいお抹茶を頂きながら、思いは鎌倉時代へ。 次女の幼稚園のお迎え時間もあるので、今日の散策は終了。 ランチは、長谷のOKASHI0467へ ランチプレートを頂いた。おいしかったけど、ボリュームもあって、最後のほうは味がぼやけてしまった感じがする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年09月13日 22時13分18秒
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