慣れない病院での生活が始まった・・・。
まず、大部屋(4人部屋)に慣れなかった。
見ず知らずの人と 同じ部屋で寝泊りをすることが慣れなかった・・・。
前回出産の時は 個室だったので、なおさらだった。
しかし、そんな心配は 時間が解決してくれた。
見かけによらず?人見知りな私。
何を話そうとか、変に気を遣ってビビっていた。笑
そんな私に同じ部屋の患者さんが声をかけてきてくれたのだ。
今までの ビビリがウソのように仲良くなっていった。
彼女は、お腹の赤ちゃんが育たないと言う事で、私よりも何週間も早く入院していて、
翌日に帝王切開で出産を控えている人だった。
帝王切開の経験のある私に 不安をかなり漏らしていて、時間の許す限りずっと話していた。
彼女曰く 帝王切開仲間のことを『キリトモ』を言うそうだw
(切る+友・・・で、キリトモ。)
そんな彼女も、翌日に無事出産。
だいたい1300gの女の子で、隣のNICUという部屋で、保育器に入ったそうだ。
しかし、赤ちゃんは元気だそうで、私もホッと胸を撫で下ろした。
手術後の彼女は とにかく『痛い』を連発し、かわいそうだったが、必死で頑張っている姿を見て、私は彼女にすごく励まされました。
数日後、私は101から102の隣の部屋にお引越しすることになりました。
理由は、101はNICUが隣のため、未熟児で出産したママたちが入院するお部屋だったみたいです。
私は、きっと産んでも未熟児ではないし、病院の方針である『出産後、即母子同室』を考えると、私が出産後でも101で生活していたら、赤ちゃんが一緒にいないほかのママさん達にとって、とっても迷惑になるだろう。と思ったからで・・・。
その後、私は102へ引越ししました。
キリトモの彼女はとっても寂しそうにしていました。
しかし、廊下で会えば 立ち話なんぞして、仲良くさせてもらっていましたよ(*^^)
入院生活がスタートして、彼女にたくさん助けてもらい、感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、102へ引越しした私・・・。
その後一生忘れられない思い出が出来るとも知らずに。
つづく。