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カテゴリ:子育て と 成長
このお方のブログを拝見して、思い立ったが吉日。 信州訪問20回弱にして、実は 初訪問となるエリア。 長野自動車道の豊科ICから、下道をトコトコ走り、 遠くに白い頂きを望みながら、山道を登ってゆく。 メタリックなバスが、駅みたいなターミナルから発車。 発車直後、開口一番「VVVFインバータ化されてるやん!」 と叫んだのは、幼児鉄道マニアを自任する6歳の幼稚園児。 何でも、神戸市営地下鉄1000系(リニューアル車)と、 特に、車両が停止する直前の音が似ているとのこと。 実はこのバス、電車と同じモーターで動くトロリーバス。 バスターミナルには、電車の駅みたいに架線がたくさん。 カップルの男性が「ほら、パンダグラフがあるだろ?」と 彼女に説明するのを聞き、二重の間違いを指摘した6歳児。 ※ × パンダグラフ ○ パンタグラフ ※ 正確にはパンタグラフでもなくポール バスターミナル直後から、いきなりの急勾配を登ってゆく。 トンネルを行く車内でも、撮影に余念がない。 --- トンネルの先には、まだ冬景色の黒部ダムが。 ここは立山黒部アルペンルート、長野側からのコース。 ダム湖は、流氷のオホーツク海のようになっていた。 吹きすさぶ寒風に、身を寄せ合う母子。 「せっかく暖かくなったのに、なぜ好き好んで寒い所に...」 と、奥さまが 文句を言う声も、風にかき消されていた。 s ダムを越えた先では、ケーブルカーに乗るための行列待ち。 お客を飽きさせないためか、漫談のような観光ガイドを交え、 ついでに、オリジナル写真集(1000円)を売りつける駅員さん。 さらにロープウェイに乗りついで、ダム湖を見下ろす大観峰へ。 はるか下に見えるダム湖と、真冬の装いの赤沢岳。 どうやって登ったのか、スキーで滑っている人も。 さらにバスに乗り継ぐ。ちょこんと座っていると思ったら、 車内の電光掲示に表示される観光ガイドを読みふけっていた。 「大破砕帯では、まず岩が崩れ、次に水が出たらしいわ。」 と、トンネル工事の難易度について、ウンチクを語っていた。 行き違いの場所で、下りのバスとすれ違う。 業務用のクルマは、バス列の後ろに続いていた。 --- 室堂の白海老唐揚げ丼で温まってから、いよいよ雪の大谷へ。 日本一の積雪地帯の残り雪を、GPSで位置確認しながら除雪。 正確に道路を掘り当てて、早春からルート開通させている。 真冬の雪壁に囲まれながら、見上げる空の青さだけが春らしい。 フツーの靴で訪れてしまう観光客のため、必死に除雪する係員。 厳しい自然の中にあって、誰かのがんばりが観光地を支えている。 ここでも見かけた「がんばろう!日本」 「どうして雪の壁が倒れないのか」の説明に読みふける6歳児。 無邪気に雪で遊んでいると思ったら、急に少年の表情を見せる。 誰かが彫り込んだアンパンマン。 室堂山の斜面には、スキーで滑り降りた痕。 ゆっくりと自分の足を登っていくスキーヤーの姿も。 連休イベントの雪の滑り台に吸い寄せられる6歳児。 長靴を履かせていて、ホントに良かった... --- 帰りの黒部ダム、記念館で放映されていた映画。 トンネル掘削工法に感動した6歳児は、これを二回も鑑賞。 電力供給に死力する関電の姿を宣伝するような構成で、 「時代は原子力へ」という件では、大人たちのタメ息が。 下りのトロリーバスから、朝 停めたままのメガーヌの姿。 9時発の上りに乗ってから、およそ6時間が経過していた。 バスターミナルに並ぶトロリーバスには、関電のエンブレムが光る。 --- 蓼科に戻ってから、こちらのお店で蕎麦を楽しんだ。 人気店であることを敬遠し、実は今回が初めての訪問。 評判に違わず、久しぶりの立派な蕎麦。十二分に満足した。 お蕎麦を食べる小さな腕に、誇らしげに付けられた腕時計。 自分で作ったので、お気に入りアイテムNo.1になった。 蕎麦がおいしかったので、ついつい甘味のデザートも注文。 蕎麦白玉と餡、きなこ、黒蜜、キャラメルアイスの構成が絶品。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 5, 2011 11:03:06 AM
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