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カテゴリ:今日読んだ漫画
チョイネタばれあり。気にする人は読まないで。 リストランテ・パラディーゾを読んでから、オノ・ナツメという人が気になっていた。 そんな時、たまたまヴィレッジヴァンガードに友人のプレゼントを買いに行ったら、私の気持ちを読んでいたかのように、オノ・ナツメコーナーが出来ていて。。。
お前の人生はすごい。 今時こんな映画もない。 これだけの話がつまった映画だと逆にウソっぽく見える。 お前のことを小説にする。 一年後お前が約束の女と会って それから書き始める。
冒頭、主人公イアンの友達?恋人?あるいはただの傍観者?よくわからないけれど、小説家であるらしい男のこんな台詞から始まる。ちょっと印象的な導入部だ。 イアンは結局約束の女と再会を果たせずに命を落とし、小説家は約束どおりイアンの物語を小説にした。 そこから、物語はイアンの少年時代へと移っていく。舞台はオーストラリア。 刑務所から出所した、イアンの姉カイリが帰ってくると、自宅が売り家になっていた。 う~ん、ここまで書いただけでも、陰々滅々な雰囲気だが、実はそんなに重苦しくは無い。 本当に不思議な絵柄だ。リスパラよりも更にイラスト的というか絵本的。5頭身くらいで、頭と目玉がすごく大きい。 絵的にはリスパラよりもnot simpleのほうが私は好きかもしれない。 ところで最初はピンと来なかったのだが、真の家族構成に気づいたとき、辛さがドカ~ンと5割増くらいになった。 それでも、最後に何か隠し玉があるんじゃないかと期待して、続きを待つことにする。
と書いてから、ペンギン書房を検索したら。。。倒産してるじゃん、ここ。 こんなところで終わったら生殺しじゃない! えらいもん読んでしもた~。 なた5963さんのレビューもどうぞ。
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