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テーマ:最近観た映画。(39907)
カテゴリ:今日見た映画
今日は、(というか、実はもう一昨日のことを書いてる、ずる日記)映画「UDON」を見てきた。 さて、本広監督の前作「サマータイムマシーンブルース」では香川のとある大学のSF研で捲き起こるタイムトラベルドタバタコメディだった。今回もやはり舞台は香川。そして香川と言えば讃岐うどんということで、全編うどんの映画を作ってしまったのだった。しかし、香川の人ってホントにうどんが好きなんだな。体の70%くらいうどんで出来てるんじゃないかしら。と思うほど、とにかくうどんを食べている。 お話は、ユースケ演じるコウスケが、アメリカで一旗挙げようとして失敗し、香川の実家(うどん製麺所)に帰ってくるところから始まる。友達の紹介で、詐欺まがいの条件でタウン誌の編集社でバイトすることになり、それまであまりにも身近なために振り向きもされなかったうどんを情報誌で取り上げる事を思いつく。あっという間にブームに火がついて、お祭みたいな日々がつづいていくのだが。。。 一つの商品がヒットし、ブームになり、やがて下火になっていくという話と、コウスケの人生の選択と家族との確執の物語という二重構造になっている。 ブームが最高潮の頃、実際のうどん屋さんやらレポーターなんかがいっぱい登場してくるのだが、ドラマなのかドキュメンタリーなのか分からない浮遊感を感じる部分があった。さすがTV出身の人だなあと思って面白かった。ただ、反面そこでストーリーが途切れてしまい、散漫な感じがするのも否めない。キャプテンUDONのCGも少し長すぎてもう一つだった気がする。 コウスケの家族の物語は、言ってみればありがちな父と子の確執のお話なのだが、ここは素直に泣いた。私にとって、父親が逝ってしまう物語は反則なのだ。コウスケが泣きながら父親の最後に打ったうどんをすするシーンは、涙ぽたぽたである。 この映画、サマータイム~を見た人はにやりとできるシーンがいくつかある。(あ、未来人が。。。とか)「踊る大捜査線」を見た人にもあるみたい(カエル急便とか)。(私の1993年~2003年くらいまではTV・映画空白地帯なので、このドラマとか映画も見てないのだった。見たいなあ。。。) とにかく、映画を見終わったら、矢もたてもたまらず讃岐うどんを買って家に直行して、食べた。
シネマストアで買っちゃった。いや~、美味しかったわ~。 レンタルで見るつもりの人はとにかくカップめん(それも讃岐風じゃないと後悔すると思うよ)でもいいのでうどんもセットで買っておくことをお勧めする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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