夕べは書き上げたと思ったらメンテが入ってて愕然としました。夜中の3時までかかったのに。。。
それにしても大変な一週間でした。マコタンはアレルギーから来る咳で苦しみ、マシになったと思ったら、歯の詰め物が取れて歯医者へ。チコ姉さんは風邪から中耳炎になって耳鼻科へ。。。ハードです。何でこんないっぺんに病気になるんだか。。。お財布もピンチです~~。( p_q)エ-ン
さて、今日もバトンです。枕詞に「現在」と書いてあるにもかかわらず、今回は少し懐古趣味に走ろうかと思います。その昔私が大好きだったものを中心に(多少新しいものもあるかな。。。)ご紹介いたしましょう。今でももちろんお勧めですよ!(売ってればね。)
おすすめバトン
1.現在お勧めの本五つ
小説
パーンの竜騎士 アン・マキャフリー
惑星パーンでは、糸胞と呼ばれる(虫の様な菌のような)ものが降り注ぎ、竜と竜騎士が協力してそれらを焼き払い、人々を守っていた。。。人間以外の生き物とお友達になりたい人や、サクセスストーリーが好きならお勧めです。強い女性が好きな方も是非。
アヴァロンの霧 マリオン・ジマー・ブラッドリー
アーサー王の伝説を、アーサーの異父姉モーガン・ル・フェイの視点で描いた作品。ドルイド教世界を徐々にキリスト教が侵食していく中で、女性達の愛憎が緻密に描かれています。モーガンのアーサーへの想いに胸を打たれ、涙しました。
リフトウォーサーガ レイモンド・E・フィースト
これはまさに剣と魔法の世界。楽しいヒロイックファンタジーです。でも、実は外伝的な「帝国の娘」というのが面白かったと記憶しています。内容は、あんまり覚えてない(爆)んですが、面白かったな~~という印象がありますね。
新しい太陽の書 ジーン・ウルフ
「真理と悔悟の探求者の結社」通称「拷問者組合」の徒弟セヴェリアンが反逆者ヴォダルスの命を救い、その一味の美女セクラが拷問されるのを見かねて自殺に手を貸したため、組合を追放されてしまいます。。。不思議な耽美的な雰囲気がある作品。妙に好きでした。
永遠の戦士エルリック マイクル・ムアコック
アルビノの皇子エルリック。毎日薬を飲み続けなければ立つこともままならない彼が魔剣ストームブリンガーを手にすると、強大な力を得ることが出来ます。しかし、ストームブリンガーが欲するのは愛するものの血。それまでのヒロイックファンタジーの常識を打ち破った現代的な苦悩するヒーロー。現在、大幅な加筆訂正が為され復刊しています。
2.現在お勧めの食べ物五つ
近江牛、鮒寿司、鴨、ビワマス、瀬田蜆(近江の旨い物シリーズ)
3.現在お勧めの音楽五つ
小野リサ「Namorada」
随分昔ですが、TVで初めて演奏を聞いて、あまりの気持ちよさに感動してすぐさま買ったCDです。ジャケの写真も奇跡の1枚というくらい可愛く写っている(爆)し、デザインも良くて、今もなおお気に入りのミニアルバムです。
STING「ブルータートルの夢」
これも珍しく自分で買ったCD。。。これはSTINGのファーストソロだったんですね。とにかくカッコよかった。短大の頃、これを聞きながらよく課題を製作していましたねえ。「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」流行りましたね。あ、また聞きたくなってきました。切ない気持ちになりたいときに是非。
エリック・クラプトン 絞れませんわ。神様なんですもの。
今は無き大阪球場での寒~い野外コンサートを見て以来のファンです。今や大阪城ホールでチケット1万円近いですね。遠い人になっちゃったデス。一番聞いていたのは「ジャーニーマン」のあたりです。あの頃はクラプトンも髪を伸ばしてベルサーチのスーツでキンキラキンでしたね。そういうのがカッコいい時代でした。アンプラグド以降もカッコいいんですけど、以前のぎらぎらした感じも捨てがたいなあ。
カーラ・ボノフ 「ALL MY LIFE」
これはベスト盤ですが、これ聞いておけば間違いないってことで、お勧めします。上手いなあ。そして心に沁みます。THE WATER IS WIDEは競艇かなんかのCMに使われていたので知ってる人も多いんじゃないでしょうか。
マイク・オールドフィールド 「チューブラーベルズ」
これね~。映画「エクソシスト」のテーマ曲って言ったら、「ああ!」って思う人多いと思います。そう思って聞くと怖いんですが、実はもっと壮大で感動的な楽曲なのですよ。初めてヨーロッパへ旅行した時にマイク・オールドフィールドのアルバムを何枚か録音して持っていったので、このCDを聞くと、あの時の風景が浮かびます。
4.現在お勧めその他五つ
漫画家で行ってみます。
山田章博
高校時代から最も影響を受けた漫画家の一人。墨の香が立ち昇るような美人画に圧倒されました。お勧め作品としては現在連載中(?)の「Beast of East」。スチームパンク時代劇(ホントか?)と言ったら良いのかな。過去作品なら「ファリスの聖女」(ロードス島戦記)、「おぼろ探偵帖」など。おぼろの夜雀が素敵なんですよ。
内田美奈子
現在はお子様チックな作風になってますが、昔は大人の雰囲気でアメリカ文学的なものも描いておられました。「100万人の数学変格活用」はエスパーの少年と数学の先生とクラスメート達の話。面白いんですよ~。「赤々丸」おちゃらけた雰囲気ですが、実はとても本格的なSFです。ラスト、猫達の未来に拍手を送りたくなります。「Day in Day Out」小説家枯沼進とその家族の日常のお話。とりあえず進ちゃんがカッコいいです。こういうの、また描いていただけないものでしょうか。
萩尾望都
今更説明するまでも無い巨匠のお一人ですね。私はSFから入りましたので好きな作品もそっち寄りです。「11人いる」「スターレッド」「百億の昼と千億の夜」「モザイクらせん」「A-A'」「銀の三角」「マージナル」ならべて書いているだけでもため息が出ます。凄い人だなあ。
杉浦日向子
今思えば、早すぎる漫画家引退、ご隠居宣言、あの頃既に病気を知ってらっしゃったのかな。
「百物語」「百日紅」「二つ枕」「とんでもねえ野郎」「風流江戸雀」など、素晴らしい作品を残して逝かれました。46歳は若すぎますよね。
三原順
この方も道半ばにして逝かれた人です。その作風から自殺説も囁かれましたが、真相ははっきり分からないようです。「はみ出しっ子」が有名ですが、私は「SONS」が好きで、折に触れ何度も読み返してきました。ネームは多いし、コマは細かいし、描きこみはこれでもかと言うほどしつこいし、絵柄も独特で読み手を選ぶ作品ではありますが、何も言わず読んでみてください。そして、少年達の心に触れてほしい。
アニメもひとつ。
カウボーイビバップ
ハナスカさんが先に書いておられたんでどうしようかと思ったんですが、やはり外せないので入れました。全てがカッコいいです。これを見てコーギーを飼った人は多いんだろうなあ。
ファンタジックチルドレン
これは深夜枠でのオリジナルアニメだったので案外知る人ぞ知る作品なのかもしれません。最初のうちは謎が謎を呼ぶ展開で先が全く読めず「何なの?何なの~~!!」と言う感じですが、中盤からついに謎が解け始め、衝撃のラストまで一気に風呂敷が畳まれていくのが見事です。毎回緊張感があって、固唾を呑んで見ていました。あまりの緊張感にその場では泣けず、シリーズが終わって頭でぐるぐる考えているうちに涙がぽたりみたいなことがありました。ストーリーは語りたくないんです。是非何も知らない状態で見て欲しい。
長靴をはいた猫
東映動画のマークにもなっているこのアニメ。子どもから大人までみんなが楽しめる素晴らしい作品です。今見ても、絵も音楽もストーリーも全然古臭い感じがしません。エバーグリーンだなあと思います。
ルパン三世カリオストロの城
こちらも言わずと知れた傑作ですね。非の打ち所が無い。
時をかける少女
これは文句なしに今年ナンバー1のアニメ(と言っても他のアニメをちゃんと見てないんですが)ですよね。
すみません。だんだんコメントがいい加減になってきました。疲れたんです。(爆)
5.おすすめを聞きたい五人
こんな迷惑なバトン押し付けられません。やってみたい人、がんばってください。
疲れました。