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カテゴリ:今日読んだ漫画
新刊読みました。(*´∇`*)
金魚屋古書店【4】 芳崎せいむ著 随分登場人物が増えてきて、金魚屋自体の物語の面白さが出てきたような気がします。以前は本当に古い漫画を紹介しただけで終わっていた感じがあったのですが、だんだんと人物の感情が丁寧に描かれるようになってきて、そこに古い漫画のエピソードなり、本への愛情なりが織り込まれていくようになってきたように思います。本の紹介部分と、ストーリー部分が無理なく溶け合うようになってきたのかなと思います。 それにしても、こんな風に漫画好きが集まってわいわい話したり、ただひたすら読んだり出来る場所があったらなあ。皆さん書いてらっしゃいますが漫画読みの夢の空間ですね。 20世紀少年【22】 浦沢直樹著 ストーリーもようやく佳境に入ってきました。(といっても、ちょっとブランクが合ったので弱冠話に置いてかれているのですが。)いろんな所でいろんなことに決着が付き始め、出逢うべき人が再会しました。感動的な再会ですが、実にあっさりと描かれてしまいましたね。そんなところが浦沢さんらしいと思います。 12月から最終章の集中連載に入るそうですね。案外物語の終焉は近々見られることになるのかもしれません。本当に長いお話でした。タメイキ。ε=Σ( ̄ )ハァー。早くケンヂとともだちの対決が見たい~。もうじらさないで~~~。(2008年映画化って。。。。またですか。。。)
大奥【2】 よしながふみ著 1巻の最後で吉宗が春日の局の記録(でしたっけ。本棚に行くのがめんどくさいのよ)をひも解き始めました。2巻はその春日の局と三大将軍家光の時代へと遡ります。 1巻も大概びっくり致しましたが、2巻もすごい!この表紙のお坊様と、一人の少女、その他大勢の人々が、春日のおばさんによって運命が翻弄されていくのですが、その追い詰められ方が凄い。そして、墜ちる所まで墜ちて目覚める愛。まさに純愛。(* ̄(エ) ̄*)ポッ 物語が、最後の数ページに怒涛の勢いで収斂されていくのが、とてつもなく気持ち良いです。この長いお話は、ラストのこのコマのためにあったのかと。読み終わって思わずタメイキをついてしまいました。このエピソードはまだ終わってはいないのですけれど、未完成なはずなのに、とても完成度の高い1冊だと思いました。 よしながふみはまだ大奥しか読んだことが無いのですが、確かにストーリーテリングの才能がありますね、この人。他の作品も読まなきゃなあ。ちょっとBL苦手なんですけれども。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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