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カテゴリ:今日読んだ漫画
あまりにもったいなく出ずっと読まずに置いておいたのですが、とうとう読みました。「BE」3巻。というか、1巻から引っ張り出してきて、満を持して、ゆ~っっっっっっっっっくりと通して読ませて頂きました。だって、2巻が出てから、6年7ヶ月ぶり!!!ですよ。2巻が出たとき、マコタンなんて1歳児ですよ!(我ながらびっくりですが(;^_^A )もうもったいなくって。。。 ということで、内容の方ですが、時代は一応平安時代(慶雲年間ですって。よくは知らないけど)の物語ですが、そこは山田先生、バンシー、ドワーフといった者達が跋扈し、かと思えば巨大なカラクリや、飛行機械なども登場する、怪しい異世界が舞台となっています。 殷王朝を滅亡に導いた妖狐「妲己」が2000年の時を越えて日本に渡り、災いをもたらそうとするのですが、妲己が憑依(?)するために選んだのは、主人公鬼王丸の恋する可憐な少女藻(みくず)でした。藻に取り付いた妲己は帝を誑かし、宮中へ上がることになります。鬼王丸は不思議な異人たち(怪力男に吸血鬼に半獣人)と鬼儡小屋を営みながら盗賊となり、藻を取り返そうとします。。。 普通の時代ものではないので、ケレン味のあるものが嫌いな人にはお勧めできませんが、ファンタジー大好きという方なら是非お勧めしたいシリーズです。絵のクオリティはむろんもちろん、最高です。折り紙つきです。線が美しすぎて時々何が描いてあるのか分からない(爆)時もありますが、そんな時は穴のあくほどじっと見つめてください。だんだん見えてきますから。そして、藻ちゃんの美しさに、鬼王丸のカッコよさに見とれてほしい。ため息が出ますよ。。。 それと、キレイなお姉さんが好きな人にも是非おすすめです。いろんなタイプの女の子が出てきます。純情可憐な藻ちゃん、とにかく怪しい妲己、主上一筋キュートな管狐の銀華、山猫娘のワイルドなマレーちゃん、ちゃきちゃきはねっかえりの桔梗ちゃん、正体不明の姉御肌鈴鹿御前。なんとも魅力的な女性ばかりです。あなたはどのタイプがお好み? さて、ちょっとブームは下火になりましたが、この作品にも安倍晴明が出てきます。岡野玲子版の晴明は学者肌の陰陽道研究者のような感じでしたが、山田版の晴明は本当に狐から生まれた半妖みたいな妖しい雰囲気です。同じ人物でも描く人によって解釈が全く違うのが面白い。あえてこの二人の晴明の共通点を挙げるとすれば、玲瓏さでしょうか。 お話としては次の4巻くらいで終わるのかなあという気はします。一体いつ出るのか謎ですけれど。出来ればせめて5年でナントカしてほしいです。将門がこれからどうなっちゃうのか本当に知りたくてしょうがないので。。。
なんか、グダグダの感想ですみません。 ごちそうさまでした。満足です。
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