|
カテゴリ:花日記
随分春。。。というか初夏に近づきつつある今日この頃です。暖かくて、どこを見渡しても花だらけなのはとても嬉しいのですが、風の強い日が多いのが玉に瑕ですね。せっかく撮りごろの花があるのに、風のせいで断念ということが多くて、ホント、がっかりします。風が止んだ時を見計らってシャッターを押してみるのですが、やっぱり焦っているのか、どうも上手くいきません。 さて、今日はタイトルの和歌にも出てくる「むべ」からご覧下さい。 これは家の庭に植えたむべの花です。ピンクが濃いです。
こちらは裏山に自生しているむべです。ほとんど真っ白に近いですね。 滋賀県にはこのむべにまつわる話が残っています。 琵琶湖のほとりに位置する滋賀県近江八幡市の北津田町には古い伝説が残っている。蒲生野に狩りに出かけた天智天皇がこの地で、8人の男子を持つ健康な老夫婦に出会った。 「汝ら如何(いか)に斯(か)く長寿ぞ」と尋ねたところ、夫婦はこの地で取れる珍しい果物が無病長寿の霊果であり、毎年秋にこれを食するためと答えた。賞味した天皇は「むべなるかな」と得心して、「斯くの如き霊果は例年貢進せよ」と命じた。 なんだか今でも皇室に献上しているらしいですよ。 実自体はあまり知られていないのに、「むべ」という言葉だけが全国区になっちゃった不思議な果物です。
な、何じゃ、この不思議な植物は???と思いながら撮りました。
タチツボスミレ 菫、いいですね。頼りなげで優しくて。
快心の1枚です。蛇苺。 でも、こうやって見ると本当に綺麗。春の喜びを全身で表している気がします。
こちらはちょっとハレーション気味ですね。
ツクシタニギキョウ それにしても可憐です。花の直径1cm足らずの可愛らしいお花です。
とうとう私も見つけました。 律儀にひとつの茎からふたつずつの花が咲いています。しかし、ピントが合いづらいったらありませんね。 ※ヌードルスさんからご指摘があり調べなおしました。これはスズメノエンドウではなく、カスマグサであることがわかりました。カラスノエンドウとスズメノエンドウの間くらいの大きさであることから「カ」「ス」間草。。。マジで?(^▽^;) 冗談としか思えないネーミングに絶句しました。こんな酷い名前付けたのは一体誰なんでしょうね。可愛い花なのに。。。
ヤエムグラ 八重葎茂れる宿のさびしきに人こそ見えね秋は来にけり 恵慶法師 そりゃ~、家の周りにこんな草がぼうぼう生えてたら寂しいですよね。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[花日記] カテゴリの最新記事
|