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テーマ:最近観た映画。(40150)
カテゴリ:今日見た映画
NOEL(←こちらのリンクはGYAOに飛びます。) 温かい誰かとの絆がなければ身も心も凍えてしまうクリスマス・イヴのニューヨーク。親子や恋人同士、互いのすれ違いから孤独を抱えてしまった人々にささやかな幸せが訪れる様を描く感動作。アカデミー賞女優スーザン・サランドン、ペネロペ・クルス、ポール・ウォーカーらが主演を務めています。
GYAOの無料動画で洗濯のお供に何気なく見始めたのですが、結局最後までかぶりつきで見てしまいました。 クリスマス映画って、出来すぎてて調子良すぎて実はあまり好んで見ないんですが、この映画は本当に見てよかったです。人の老いの悲しさや、孤独な人生のやりきれなさ。いろいろな人のそれぞれの悩みや哀しみがとても深く丁寧に描かれていて、ラストにそれぞれに訪れる小さな奇跡に、思いがけずとても感動してしまいました。 特にスーザン・サランドン演じるローズにとても共感しました。母を思う気持ちと、だんだん死んでいく人を介護し続けなくてはいけないという報われない気持ちがシーソーのように揺れ動いていて、それでも自分を励まして介護を続けるローズ。隣の病室の、誰も訪れることの無い植物状態の患者のためにクリスマス飾りを飾り、つい想いが溢れて「I love You」とつぶやくローズ。もし、自分の母をこんな風に介護しなければいけない日が来たら、ローズのようにふるまえるだろうか。こんな風に憐れみの心を忘れずに生きられたら。。。 人を愛するってどういうことなんだろう。信じることってどういうことなんだろう。何だかそんなことを考えてしまう映画です。 少し宗教的なニュアンスもあるのですが、聖夜にぴったりなこんな心温まる映画を見てみるのはいかが?一人ぼっちで見ると後で更に寂しくなってしまうかもしれないけど。。。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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