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2008.01.22
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カテゴリ:今日読んだ漫画

暮れからお正月にかけて読んだ漫画を紹介しようと思っていたら、もう1月も半分以上過ぎてしまいましたね。何というか、一晩に一つのことしかできなくて。。。もう少し時間と体力が欲しいです。

では行ってみよう!

 

 


巨娘(1) 木村 紺 著

茶ま太さんのレヴー読んで書店に行ったら思わず掴んでいた1冊。

すごいね。ジョーさん。。。
男前過ぎて、鼻血が出ちゃうわ。これ読んだ後にへうげもの1巻を読んだら、ジョーさんと信長様が被ってしょうがなかった。(笑)二人とも他人に厳しいけど自分にはもっと厳しいなと。そしてこの異様なまでのカリスマ性。ムネキュン(死語)ですにゃ。

そして、お兄ちゃんを見てなんとなくハナスカさんを思い浮かべていたのは秘密です。

私が好きなのはポン子さん絡みの話。あほ過ぎです、ポン子さん。おなかよじれるかと思った。

 

 

↓ここから口調変わりますので、よろしく。

 




Danza オノ・ナツメ 著

 

男同士の友情や心のつながりをテーマにした短編集。
やはり、この人はうまい人だと実感した。

小説だと「行間を読む」と言う言い方があるけれど、オノ・ナツメの漫画は「無言のコマを読む」と言うのだろうか。せりふのあるコマよりもむしろ、無いコマにこそ情感があふれている。

何年も会ったことの無い父と息子、息子に関心の無い父親と愛を求めることをあきらめたような子ども、純日本人の舅とアメリカ人の婿。。。
気持ちがかみ合わなかったり、相手の心を知ることに臆病になっていたり、心が通い合わなかった二人がふと通じ合う一瞬。そんな二人の間に流れる静かな時間は、なんて美しいのだろう。誰も踏み入ることのできない、読者ですら息をひそめたくなるような美しいひと時なのだ。

「箱庭」「長靴」「湖の記憶」それからジェラートと警官の話がかわいらしくて好き。

 

 



鈴木先生(1) 武富 健治 著

以前から買おうかどうか迷っていたのだけど、「このマンガがすごい」に背中を押された。

独特な絵柄なのだ。線がしつこい(笑)。時々異様なまでの描きこみになる。鈴木先生の気持ちの高ぶりに比例して書き込みが細かく激しくなっていくのだ。
その緊張感の高まり方は、問題が例え給食のメニューといった取るに足らないものであってさえ容赦が無い。酢豚を献立に残すか残さないかが何故か手に汗握るサスペンスになってしまうから驚きだ。

ましてや性の問題に踏み込んでしまう「教育的指導」に至っては、あまりの緊張感に読んでいるこちらまで息をつめてしまうほどだ。う~ん、これは面白いなあ。

それにしてもひとつ気になることがある。
鈴木先生ってそこそこ若そうな気がするんだけど、何故にループタイ??いまどき居ないでしょ、ループタイの人。。。

 

 

 




ちむちむ・パレード 鈴木 志保 著
この作品を愛する人は読まないほうがいいです。(笑)

 

表紙絵と「マンガ読みのプロたちも絶賛」という帯のコピーにほだされてジャケ買い。

マンガの体裁を成していないという意味では新しいのか?
しかしこの構成が果たして成功しているのかといえば、わかりにくいし、つまらないし、小手先に思える。

内容も、云いたい事は分かるのだけれど、何といったらいいのだろう。。。小賢しい感じがすると言ったらちょっと口が悪いかな。。。いや、ぼろくそで悪いのだけど。。。
読み終えて反感しか感じなかった。

この内容で945円は高いなあ。。。

 

 



へうげもの(1) 山田 芳裕 著

あ~あ、とうとう買っちゃった。(笑)
みんなして面白い面白いと言うから、ついついペロッとね。

この方も独特な絵柄だなあ。勢いのある太くて潔い線が何とも小気味良く、派手な感情表現にとてもマッチしている。
1巻で特筆すべきものはやはり信長のカッコ良さだろうか。冷酷残忍、でもカリスマ性を備えた魅力ある人物。南蛮風の奇抜なファッションも素敵(*´ェ`*)ポッ。ついでに言うなら、個人的な理由により安土城の天主と大手道に萌え~。(爆)

その他、光秀の内にこもりそうな表情といい、秀吉の面構えの不遜な雰囲気といい、人物表現が実に巧みでこ、れからの展開を思うとぞくぞくする。

ところで、各章のタイトルが音楽のタイトルのパロディになっているのね。数寄は左助のロックということなのかな?(演歌も入ってるけど。。。)

 

 






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最終更新日  2008.01.22 22:25:51
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