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カテゴリ:花日記
今日はお祭です。ダンナがお宮さんにお酒を持っていくのに付き合って、とうとうカンサイタンポポを見つけました。でも、本当にカンサイタンポポなのか、ゆっくり見て行きましょう。
咲き始めの花です。セイヨウタンポポと比べるとまばらな感じがします。
総苞が少し長くてほっそりしていますね。
総苞です。外片は反り返らず、突起は 少しあります。 でも「ほとんど無い」ということはあるものも有るということ?
頭花の大きさは3cmほどです。私の(太くて短い)指の先から第1関節と第2関節のちょうど真ん中辺りまでの大きさなのが分かると思います。セイヨウタンポポと比べると少し小さくて華奢な感じがします。
思いっきりピントが後ろに行ってますが、総苞外片が内片に比べてずいぶん短いのが分かります。
「葉は羽状に裂け、
裂片は反り返る。」 ほ~、こちらはちゃんと当てはまっています。 ただ、カンサイタンポポもほとんど切れ込みの入らない葉っぱもあるようです。でも、この葉は倒披針形ではないし、一応他の条件もほとんど満たしているので、カンサイタンポポと言ってもいいんじゃないかと思うのですよね。雑種の可能性も捨て切れませんけれど。。。 本当にタンポポの同定は難しいですね。
このタンポポを見ていて、何だか昔見たタンポポはみんなこんなだったなあと思いました。
二股に分かれためしべが、だんだんクルンとカールしていきます。 カンサイタンポポは単為生殖ではありません。両性生殖つまり、他の花の花粉を受粉しなければ子孫を残せないのです。そのせいなのか、カンサイタンポポの種はあまり遠くへは飛ばないそうです。群れて咲かないと生き残れないのですね。
ところで、私の見つけた(多分)カンサイタンポポはと言えば、淋しく一株だけで咲いていました。周りは見事に全てセイヨウタンポポ。。。
参考にしたサイト http://park23.wakwak.com/~koda5/3g/ha3-10.html トップはこちら→■ http://www.plantsindex.com/plantsindex/html/group/gp_taraxacum.htm トップページはこちら→■
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