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カテゴリ:日々徒然
ご無沙汰しております。 ところで、この連休は皆さんどんな風にお過ごしになりましたか? 信楽ってどの程度知名度があるのでしょうか。信楽焼はそれなりに陶器が好きな人になら全国的に知られているのではないかと思うんですが、「信楽焼と言えば狸の置物」と言う滋賀県民の常識はいったいどこまで通じるのでしょう。少なくとも近畿県内は信楽と言えばタヌキと言って貰えると思うのですが、その他の地域ではいったいどうなんでしょうね。興味しんしんです。
連休初日の4月27日はまだ何となく肌寒くて、信楽ではまだコブシや枝垂桜、そしてこのカンサイタンポポが咲いていました。繊細な姿にもしやと思ってガクの部分を見てみると、これはまぎれもなくカンサイタンポポ!セイヨウタンポポは全然見かけませんでした。なんだか、やっぱりここは奥まったところなんですね。カンサイタンポポが咲き乱れる様は何だか感動的でした。どうかこのまま種を保存して欲しいものです。 実は臨時駐車場として誘導された空き地にはスミレがいっぱい咲いていたんですが、見る間にどんどん車に踏みにじられていきました。( TдT) 本当は私は陶器より信楽ならではのそんな草花を撮りたかったのですが、家族との行動を優先させないとね。 後ろ髪惹かれる思いで陶器市を見に行ったのでした。
こちらは信楽高原鉄道の信楽駅です。まずはタヌキがお出迎え、最後はお見送りというわけですね。
このごろのタヌキはみんな目がつぶら。。
駅前の巨大タヌキです。信楽にはいくつかこういうシンボリックな巨大タヌキがいます。これは電話ボックスが埋め込まれていますね。(笑) しか~し、何で陶器祭にポン山先生が居ないのか。イベント時にはちゃんと働かせないと。。。見たかったのに~~。。。
陶器屋さんを覗くと、みんなこんな感じです。なかなか壮観でしょう?
さて、陶器市を見て、屋台の近江牛の牛丼と永源寺の本蕨粉を使ったわらびもち(これが絶品!!)を頂いた後、そこからさらに奥にあるミホミュージアムへ行ってきました。
私が写している側にレセプション棟という建物があるんですが、最初それが美術館だと思っていたんです。なんとそこは休憩所とミュージアムショップとチケットカウンターがあるだけ。この前の道を7~8分歩いて上ったところに美術館があるのだとか 。。。なんじゃそりゃ。。。
ちょうど枝垂桜が満開で、ラッキーでした。
桜並木が終わると、この不思議なトンネル。300mはゆうにありそうな立派なトンネルなのですが、この出口の正面に現れたのが美術館です。 この建築をデザインしたのはあの悪名高い(笑)ルーブルのガラスピラミッドを作ったひとだそうです 。
なかなか壮大な建築ですね。
本当にそうだとは。(@_@)
この神慈秀明会については、もう長すぎて全部読んではいないのですが、カルトですなあ。そして、脱税で摘発されたり、盗品を所蔵していることが指摘されたりと、なかなか胡散臭いところのようです。 企画展の「与謝蕪村」は想像以上に良くて、一気に蕪村ファンになってしまいました。絵と俳句なんですが、ひょうきんで可愛らしく、文字もコロコロ丸くて独自の味わいがあるんです。見ているととても和んでしまう、人となりを感じさせてくれる絵であり書でした。 常設展のほうは、古美術なんですが、世界を股に駆けておりまして、非常に充実していました。まさに盗品説もうなずけるような、博物館級の品ばかりです。 と、いうことで。。。 いろんな意味で面白かった信楽の旅でした。
信楽の陶器市で買った茶碗とぐい飲みです。
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