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カテゴリ:今日読んだ漫画
拝み屋横丁顛末記【10】 宮本福助著 拝み屋も早いものでもう10巻なんだなあ。 エンジェルに憑依された徳光のオネエ言葉は、解ってはいてもキモチ悪い。 今回も盛りだくさんで面白うございました。
破天荒な父坂上徳造が、3人の子ども(+孫一人)に残した遺産は一億の現金とガラクタだらけの一軒家だった。しかしその遺産の分配はダーツで決めることと遺言されていた。誰も当てられなければ一億は寄付されることに。。。 と、のっけからスリリングな展開を見せるこの作品だが、そんなことは物語の発端に過ぎなかった。子どもたちも知らなかった父親の職業、愛人、交友関係、そしてそれに絡んでくるあぶく銭に翻弄される子どもたちの悲喜劇。。。こういうめまぐるしい話と元気な爺さんを描かせたら、宮本福助の右に出る者は居ない。 バカバカしくて、すぐに欲に目がくらんで、ちょっといい話になったと思ったらあっという間に突き落とされて。。。災難だなあ、こういう人を父に持つと。(笑 読み終わって感じることは、死してなお、この話で一番存在感があるのは徳造だったなということ。本当にすごいキャラだ。 それから、表紙のラミネート加工の芸の細かさに驚いた。ずれてない!
ところでこの2冊を買うとブックレットのプレゼントに応募できるのだけど、コラボ漫画もあったりするらしい。当たらないかしら。
今回は、やっぱりトメさんとあゆちゃんのじれったい恋愛話が秀逸だったなあ。結局デートの形なんてどうでも良くて、相手のさりげない優しさや気遣いにふと気づいた時、想いもぐっと深まるのよね。はぁ~。(*^^*) そして、斯波さんに呆れた。バカにも程が。。。なつきさんは本当にコレでいいのか???
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