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カテゴリ:今日読んだ漫画
愛してるぜベイベ★★【1】~【7】 槙ようこ著 常に女の子とちゃらちゃら遊んでいる高校生片倉結平。ある日、まだ5歳のいとこ坂下ゆずゆちゃんが家にやって来た。父親は亡くなり、母親は一人ゆずゆを部屋に置いて蒸発してしまったのだった。そんな訳で母親の行方が分かるまで、ゆずゆを片倉家で預かることになったのだ。
チコさんが小学校の頃に買っていたシリーズをまとめ読み。 とにかくですね。ゆずゆがかわいくてたまらないんです。 しかし、そんな屈託の無いゆずゆと結平のそれなりに楽しい日常生活の中でも、母親に置いて行かれるというトラウマは、小さな傷が膿んでいくようにゆずゆの心を追い詰めていきます。 ラスト、大人たちがゆずゆの母親を罰することに傾く中、結平がひとりゆずゆの気持ちを最優先に考えていたということが、ドラマを動かします。 でも、結平の行動は、母親が変わっていなければまたもとの木阿弥になるという可能性もあったので、大人たちの判断の方が正しかったかもしれなく、実際にはどっちがよかったのか疑問の残るところではありますが、そこは少女マンガです。細かいことは気にせず泣きましょう。(笑) あとは、毎度言ってますが。。。 ま、そんな困ったところもありますが全体的には、子どもにとって「母親がそこにいる。」ただそれだけのことがどんなに大切で、確かなことか改めて感じさせてもらえる。そんな漫画でした。
P.S. なたさんに捧ぐww
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