6月の読書メーター
読んだ本の数:43冊
読んだページ数:6108ページ
奇子 (上) (角川文庫)
読了日:06月20日 著者:手塚 治虫
奇子 (下) (角川文庫)
仁朗がかかわった淀山事件と霜川事件の解明に重点が置かれるのかと思っていたのだけど、結局は表題どおり奇子の数奇な運命を描いたストーリーだった。天外家の業は深くて醜く、その犠牲となった奇子は哀れというほかない。でも、同じ戦後をテーマにしたものなら、アドルフに告ぐの方が読み応えがあったような気がする。
読了日:06月20日 著者:手塚 治虫
東京ゴースト・トリップ(2) (冬水社・いち*ラキコミックス)
楽しいね~。俳優さんのお祖父さんを呼び出す話が面白かった。しかし、男前が増えすぎてだんだん見分けがつかなくなってきた。(笑)
読了日:06月21日 著者:葉芝 真己
舞姫(テレプシコーラ) 1 (1) (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)
勝気で優等生で素質も十分の千花、その妹で器質的に180度開脚が難しいことを気に病む六花。そして、謎めいた転校生、空美。この三人の少女の描き方が何とも絶妙で上手いの一言!面白すぎる。
読了日:06月21日 著者:山岸 凉子
舞姫(テレプシコーラ) (2) (MFコミックス―ダ・ヴィンチシリーズ)
空美の事情が大体分かってきた。大人がバカだと、子どもは哀れだ。犠牲になるのはいつも子ども。この地獄から抜け出せるのか。六花ちゃんは立ち直ってよかった。千花とはまた違った才能が開花しそうで楽しみ。3巻買わなきゃwww
読了日:06月21日 著者:山岸 凉子
木島日記 (1) (ニュータイプ100%コミックス)
読了日:06月22日 著者:大塚 英志,森 美夏
木島日記 (2) (ニュータイプ100%コミックス)
絵のグロテスクさにまだ馴染めない。どのエピソードも唐突に始まって唐突に切れてしまう。最後にこれらのエピソードが繋がるような話なのかな?
読了日:06月23日 著者:大塚 英志,森 美夏
ふたつのスピカ 15 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
いかん。涙がだーだー出てしまった。ふっちー、無事でよかったがあまりの話題にならなさに笑った。マリカとお父さんが和解できてホントによかった。ケイちゃんが夢を見失わないでよかった。進級、編入、卒業。みんな、それぞれに夢に向かっていくための別れだから、悲しいけど何だか清清しい。秋の分までみんながんばってほしい。
読了日:06月24日 著者:柳沼 行
舞姫(テレプシコーラ) (3) (MFコミックス―ダ・ヴィンチシリーズ)
読了日:06月25日 著者:山岸 凉子
舞姫(テレプシコーラ) (4) (MFコミックス―ダ・ヴィンチシリーズ)
う~ん。千花は強気な女の子だなあ。でも嫌味じゃないのは、六花への思いやりと、ホントに真面目に努力しているのが分かるから。なんとなくいじめられてるサインが出てきてるけど、周りにそう思わせない強い子。六花のふんわり感とは好対照で面白い。しかし、空美の行く末が気になる。
読了日:06月25日 著者:山岸 凉子
ヴィリ (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)
これは、きっつい。若さを保とうとがんばってしまう年頃の女性にとって、自分の年齢に直面させられるということは実に辛くてせつない。それにしたって舞台の直前に言うことじゃないよなあ。バレエのストーリーと本編のストーリーの絡ませ方が巧みだなあと舌を巻く。流石はベテラン。
読了日:06月25日 著者:山岸凉子
彼は花園で夢を見る (Wings comics)
この尺で、この内容の濃さと程よく物語を収束させる手腕は流石よしながさん。ぱっと燃え上がるような恋も、石に水がしみこんでいくような恋も、何と瑞々しくて花のように美しいのだろう。亡き人を、去る人を、そして傍にいる人を想う気持ちをやさしく紡ぐ名作。
読了日:06月26日 著者:よしなが ふみ
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