毎月恒例、先月の読書メーターのまとめです。
先月は33冊。新刊も多かったので結構な量になりました。
10月の読書メーター
読んだ本の数:33冊
読んだページ数:5714ページ
火天の城 (文春文庫 や 38-1)
職人魂、親子の葛藤、息子の成長、夢といったものが熱く語られた本だった。 映画は全く別物といってもいいかも。面白かったけれども、本能寺の変以降の蛇足感は否めない。
読了日:10月02日 著者:山本 兼一
不思議な少年 8 (モーニングKC)
少年はフランツの中の偽善を読み取ったからあんなに辛辣だったのかしら。率直に第二の人生を歩み始めた後半が印象的。「マリー・ロンドン」の少年は「聖フランツ」とは対照的。つかの間の成功と、その後の長く虚しい人生を歩んだマリーに最後の甘やかな夢を。損はさせない中篇2作。
読了日:10月07日 著者:山下 和美
荒川アンダー ザ ブリッジ 6 (ヤングガンガンコミックス)
女帝誕生w
読了日:10月07日 著者:中村 光
蔵人 10 (ビッグコミックス)
描きたかったのは幻の酒への想いなのか、酒をめぐる人なのか、セツの恋なのか。焦点が定まらないまま終わってしまったような気がする。少なくとも「夏子の酒」には日本酒への一途な思いという一本の芯がすっと通っていたと思う。その真摯な思いに感動したのだ。尾瀬あきらは次に何を描くべきなのか。新しい境地を開いて欲しいものである。
読了日:10月07日 著者:尾瀬 あきら
金魚屋古書店 9 (IKKI COMIX)
闇のパープルアイ、高校時代に回し読みしていたなあ。卒業までに終わらなかったので結局結末を知らないことを思い出してしまった。読みたくなっちゃったじゃないですか!おねえさま経験は無いけれど、何だか懐かしい気持ちになりました。
読了日:10月07日 著者:芳崎 せいむ
荒川アンダーザブリッジ 7 (ヤングガンガンコミックス)
ガリガリ様。。。そして、村長すげー。何そのスーツ。。。
読了日:10月08日 著者:中村 光
荒川アンダー ザ ブリッジ 8 (ヤングガンガンコミックス)
シロさんの宗○コーチっぷりがツボだった。サルサルかと思ってびびったわ。何か、表紙といい、この巻は「ひまわりっ」ぽいな。
読了日:10月08日 著者:中村 光
荒川アンダー ザ ブリッジ 9 (ヤングガンガンコミックス)
島崎さんとうとうこっちに。。。しかし、時々胸がジーンとなる自分にビックリするわ。
読了日:10月09日 著者:中村 光
中村工房 (1) (ガンガンWINGコミックス)
なんか、「荒川の素」みたいでおもしろい。デビューからいい味出してますね。
読了日:10月09日 著者:中村 光
グイン・サーガ PERFECTBOOK for ANIMATION (別冊宝島 1656 カルチャー&スポーツ)
若林監督の「グイン以外は本当にもう駄目人間ばかり」の言葉に深くうなづいてしまいましたwwだからこそ、面白いんだよなあ、この話は。アニメーションは、いろいろツッコミどころも多かったけれど、基本的なところは踏んでいてくれて、最後は感動しました。何はともあれグインを映像で見るという夢をかなえてもらってとても満足。アニメーションスタッフの方々、お疲れ様でした。
読了日:10月11日 著者:
運命の子-グイン・サーガ〈129〉 (ハヤカワ文庫JA)
こ、これは。。。鼻息が荒くなりますね。グラチーのじいさんが出てきてサイロンの情報やら、新ミロク教の事やらいろいろ解って俄然面白くなってきました。(泣) ああ、次回ラストランなのでしょうか。ホントに??信じられない気持ちでいっぱいです。出来れば、グインに登場して欲しい。。。
読了日:10月12日 著者:栗本 薫
読書メーター
月の前半は放蕩駱駝ちゃんからお借りした荒川アンダーザブリッジと中村工房の中村光週間と、グイン・サーガに尽きますね。
荒川と中村工房によって、中村さんのギャグが如何に磨かれ育まれてきたかを垣間見たような気がします。何故か常に崖っぷち感を感じてドキドキしました。
そして、グイン・サーガ。ここに来てぶっちぎりの面白さっていったいどゆことデスか?
次の巻でおしまいって言われたら、一体誰の胸ぐらつかんだらいいんだ~っていう気持ちになりました。神様のイヂワル!
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