カテゴリ:思い出
昨日はひな祭りの日でしたが、我が家は何でもない普通の日になりました。
去年は一応ちらし寿司を食べたり(義母にいただいたもの)してひな祭りを意識していたのですが、今年はできませんでした。 そういうの、やっぱり寂しいですね。 子供のころ、たぶん私が小学生になったくらいのとき、母方のおばあちゃんから雛人形を買ってもらいました。 ケースに入ったお人形さんで、お内裏さまとお雛さま、それから3人官女と5人囃子…?くらいまであったような気がします。 私が小さいころはそのケースを出してもらってましたが、大きくなると母も面倒だったのか、押入れにしまったままになってしまい、現在に至っています。 私が結婚しても生まれた子供が男の子だったので、雛人形をもらってくるわけにもいかず・・・ 毎年気になっているのですが・・・ 小さいころ、熱を出して座敷で寝ているとき、布団のすぐそばに雛人形を置いてもらったときがありました。 今も風邪が流行ってますが、雛人形が出ているくらいなので、1月か2月のことだったのでしょう。 母は私を置いて仕事に行ったはずです。 風邪で休んでいる娘を置いていくのが不憫だったのか、お雛さまをそばに置いて私の慰みにと思ったのかもしれません。 その雛人形のケースにはオルゴールが付いていて、私はネジを巻いてはそのオルゴールを聞いていました。 「灯りを点けましょ ぼんぼりに・・・」というメロディー。 なんとなく寂しい曲調の曲を何回も聞きながら、お雛さまの顔をじーっと見ていました。 とてもキレイなお顔をしたお雛さまだったと思います。 押入れの中にずっと入りっぱなしで、やっぱりなんだかお人形さんがかわいそうです。 おばあちゃんが私のためにと思ってくれた気持ちも封印されてる気もします。 来年は 母に頼んでお雛さまのケースを出してもらって、 男の子しかいない我が家ですが、飾ることにしましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月04日 19時02分21秒
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